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第2046回 定期公演 Aプログラム

NHKホール
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※約2時間の公演となります(休憩20分あり)。
※やむを得ない理由で出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合がございます。公演中止の場合をのぞき、チケット代金の払い戻しはいたしません。

PROGRAM曲目

ストラヴィンスキー/詩篇交響曲(日本語字幕付き)

メンデルスゾーン/交響曲 第2番 変ロ長調 作品52 「讃歌」*(日本語字幕付き)

ARTISTS出演者

ヘルベルト・ブロムシュテットさんの画像 指揮ヘルベルト・ブロムシュテット

現役で活躍する世界最高齢指揮者のひとり。1927年、スウェーデン人の両親の間にアメリカのマサチューセッツ州で生まれた。2歳からスウェーデンで育つ。ストックホルム王立音楽院、ウプサラ大学、ジュリアード音楽院などで学ぶ。タングルウッドではバーンスタインにも師事した。ノールショピング交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク放送交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などのオーケストラのシェフを歴任したあと、音楽監督や首席指揮者の役職には就かず、フリーの立場で指揮活動を行う。近年は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にも定期的に客演している。
NHK交響楽団とは1981年に初共演。1986年からN響名誉指揮者を務め、2016年に桂冠名誉指揮者となる。N響との親密な関係は40年以上続いている。今回取り上げるグリーグ、ニルセン、シベリウスらの北欧音楽の演奏は彼のライフ・ワークであり、メンデルスゾーンやブラームスらのドイツ音楽は彼の十八番のレパートリーといえる。なかでもメンデルスゾーンの《交響曲第2番「讃歌」》は、昨年のザルツブルク音楽祭でもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と演奏した。3つのプログラムでの巨匠の至芸が楽しみである。

[山田治生/音楽評論家]

クリスティーナ・ランツハマー* さんの画像 ソプラノクリスティーナ・ランツハマー*

ドイツ、ミュンヘン生まれ。ミュンヘン音楽大学卒業。さらにシュトゥットガルト音楽大学で研鑽(けんさん)を積み、ドゥニャ・ヴェイゾヴィチに師事した。バロックから現代音楽までとレパートリーが広く、モーツァルトやワーグナーのオペラをはじめ、コンサートなどでも活躍している。これまでにヘルベルト・ブロムシュテット、クリスティアン・ティーレマン、アラン・ギルバート、マレク・ヤノフスキ、フランツ・ウェルザー・メストなどの指揮で、ヨーロッパの著名なオーケストラと多数共演。2016年には、シカゴ・リリック・オペラの《ばらの騎士》ゾフィー役でアメリカ・デビューを果たし、アラン・ギルバート指揮のニューヨーク・フィルハーモニックとも共演した。2017年、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のバッハ《ミサ曲ロ短調》でソリストを務め、2018年にはキリル・ペトレンコ指揮バイエルン国立歌劇場の《ラインの黄金》に出演するなど、温かくのびやかな声と豊かな表現力で、目覚ましい活躍を続ける。N響とは、2019年11月定期公演のブロムシュテット指揮モーツァルト《ミサ曲ハ短調》で初共演。2022年「N響第9」のソリストを務めた。

[柴辻純子/音楽評論家]

マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト*さんの画像 メゾ・ソプラノマリー・ヘンリエッテ・ラインホルト*

深いのにみずみずしく、厚みがあるのに輝かしい──。このように、一般には併存が難しい要素を声に併せ持つドイツのメゾ・ソプラノ。ライプツィヒに生まれ、音楽学の学士号を取得後、2011年から生地のフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学で、エルヴィラ・ドレーセンのもと声楽を学んだ。在学中から注目され、すでに世界の主要オーケストラ、ブロムシュテットやティーレマンをはじめとする主要指揮者との共演を重ねている。2019年以来、バイロイト音楽祭の常連でもある。バッハやヴィヴァルディなどのバロック作品からワーグナーまで無理なく歌いこなすのは、発声が自然なうえ音楽的構築力があるからだ。どの音域にも均質な声を安定して満たすことができる。また、言葉を際立たせ音楽の輪郭を明瞭に描きながら、言葉の意味と楽譜の求めに応じて、デュナーミクを自在にコントロールできる。だからリートの表現も研ぎ澄まされる。さらなる成長が期待されている大器だが、N響との初共演を迎えるいまは声にみずみずしさがみなぎり、ひとつの聴き時といえよう。

[香原斗志/音楽評論家]

ティルマン・リヒディ*さんの画像 テノールティルマン・リヒディ*

国際的に活躍するドイツのリリック・テノール。柔らかで品のある美声、明晰(めいせき)な発語とニュアンス豊かなテクスト表現、なめらかなレガートと端正かつみずみずしいフレージングで、とりわけリート、宗教作品の分野で国際的な評価を確立している。マエストロ・ブロムシュテットの信頼も厚く、ザルツブルク音楽祭をはじめ各地で共演を重ねている。ジョルディ・サヴァール、トン・コープマンら古楽の巨匠たちとの共演も多い。この6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭でコープマンの指揮のもとバッハ《ロ短調ミサ曲》やカンタータのソロを歌い、絶賛された。
1975年、ドイツ、ハイルブロン近郊のシュヴァイゲルンに生まれる。トランペットから声楽に転向し、ヴュルツブルク音楽大学でシャルロッテ・レーマンの指導を受ける。2005年から8年間にわたってニュルンベルク州立歌劇場の専属歌手を務め、モーツァルトを中心にオペラのレパートリーを身につけた。一方で2010年にはシカゴ交響楽団で《ヨハネ受難曲》のエヴァンゲリストを歌って大成功を収め、国際的に飛躍。現在へと至っている。N響との共演は2019年以来6年ぶりとなる。

[加藤浩子/音楽評論家]

スウェーデン放送合唱団さんの画像 合唱スウェーデン放送合唱団

1925年、スウェーデンのラジオ放送開始に続いて、放送局所属の合唱団として設立されたスウェーデン放送合唱団は、今年、創設100周年を迎えた。1952年に合唱界の巨匠、エリック・エリクソンが首席指揮者に就任。以来、飛躍的な成長を遂げ、スウェーデン国内外で幅広く活動を続けてきた。高い技術力と表現力を備え、伝統を守りつつ、新たなレパートリーの開拓にも取り組み、世界屈指とされる地位を確立した。近年では2007~2018年にペーター・ダイクストラ、2020年からはカスパルス・プトニンシュが首席指揮者を務める。2010年、スウェーデンの音楽を世界に広めた目覚ましい業績を讃(たた)えて、スウェーデン政府から名誉賞が授与された。
これまで、スウェーデン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団など世界有数のオーケストラと多数共演。N響とは、2001年12月定期公演以来の共演となる。
ブロムシュテットの長年の信頼に応える、力強さと研ぎ澄まされた美しい響きが聴き手の心を大きく動かすだろう。

[柴辻純子/音楽評論家]

ミシェル・タバシュニク さんの画像 カバーコンダクターミシェル・タバシュニク

TICKETチケット

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1回券発売開始日

定期会員先行発売日:2025年7月23日(水)10:00am
定期会員について

一般発売日:2025年7月27日(日)10:00am

チケット購入

料金

S席 A席 B席 C席 D席 E席
一般 15,000円 12,500円 10,000円 8,000円 6,500円 4,500円
ユースチケット 7,000円 6,000円 5,000円 4,000円 3,000円 2,000円

※価格は税込です。
※定期会員の方は一般料金の10%割引となります。また、先行発売をご利用いただけます(取り扱いはWEBチケットN響・N響ガイドのみ)。
※車いす席についてはN響ガイドへお問い合わせください。
N響ガイドでのお申し込みは、公演日の1営業日前までとなります。
※券種により1回券のご用意ができない場合があります。
※当日券販売についてはこちらをご覧ください。
※未就学児のご入場はお断りしています。
※開場前に屋内でお待ちいただくスペースはございません。ご了承ください。

ユースチケット

29歳以下の方へのお得なチケットです。
(要登録)

定期会員券
発売開始日

年間会員券/シーズン会員券(AUTUMN)
2025年7月13日(日)10:00am
[定期会員先行発売日: 2025年7月6日(日)10:00am

お問い合わせ・
お申し込み

主催:NHK / NHK交響楽団

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