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「ベートーヴェン『第9』演奏会」を12/21(水)、22(木)、24(土)、25(日)に開催
お知らせ2022年9月30日
一年の締めくくりを飾る、2022年の「ベートーヴェン『第9』演奏会」の詳細が決まりました。
指揮を務めるのはN響と数多くの名演をくりひろげてきた井上道義。2024年末での引退を宣言してからも精力的な活動を続けており、今回満を持しての「N響第9」への登場となります。独唱は国際的に活躍する名歌⼿たちが務め、コンサートの分野でも⽬覚ましい活躍を続ける新国立劇場合唱団、東京オペラシンガーズとともに〈歓喜の歌〉を歌いあげます。
[公演詳細]
ベートーヴェン「第9」演奏会
12月21日(水)7:00pm 22日(木)7:00pm* 24日(土)2:00pm 25日(日)2:00pm
NHKホール
*12月22日はNHK/NHK厚生文化事業団主催のチャリティーコンサートです
指揮:井上道義
ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:ベンヤミン・ブルンス
バス:ゴデルジ・ジャネリーゼ※
合唱:新国⽴劇場合唱団、東京オペラシンガーズ
※当初出演予定のマシュー・ローズ(バス)から変更いたします(12/6追記)
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
料金(税込/全席指定)
一般:S 15,000円 A 12,000円 B 9,000円 C 6,500円 D 4,500円
ユースチケット(25歳以下):S 7,500円 A 6,000円 B 4,500円 C 3,250円 D 2,250円
※定期会員は一般料金から10%割引(22日公演をのぞく)
発売開始日
一般発売:10月10日(月・祝)11:00am
N響定期会員先行発売(22日公演をのぞく):10月5日(水)11:00am
※ユースチケットはN響ガイドにお電話でお申し込みください。
※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。
●休憩なしの70~80分程度の公演となります。開演後はお席にお着きいただけませんので、あらかじめご了承ください。
●やむを得ない理由で出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合がございます。公演中止の場合をのぞき、チケット代金の払い戻しはいたしません。
●チケットのご購入・ご来場の際には、「感染症予防対策についてのご案内」を必ずお読みください
主催:NHK/NHK交響楽団
主催(22日):NHK/NHK厚生文化事業団
協賛:みずほ証券株式会社/はごろもフーズ株式会社/JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社/株式会社明電舎
出演者について
指揮:井上道義
Michiyoshi Inoue, conductor
1946年東京生まれ。1971年にミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。シカゴ交響楽団、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル他に客演。「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」や全国共同制作オペラ《フィガロの結婚》(野田秀樹演出)、大阪国際フェスティバルでのバーンスタイン《ミサ》など意欲的な活動で注目を集める。N響とは1978年以来共演を重ね、2019年にN響「有馬賞」を受賞。2024年末での引退を宣言。
ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー
Christina Landshamer, soprano
ドイツのミュンヘン生まれ。同地の音楽院で学んだ後、シュトゥットガルト音楽演劇大学にて、コンラート・リヒターのリサイタル・クラスとドゥニヤ・ヴェイゾヴィチのソリスト・クラスで学ぶ。シュトゥットガルト州立歌劇場他で契約歌手を務めた後、ザルツブルク音楽祭でラトル指揮ベルリン・フィルと共演。アーノンクール、ブロムシュテットらトップレベルの指揮者たちと共演を重ね、オペラとコンサートで活躍する。
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
Mihoko Fujimura, mezzo soprano
欧州を拠点に国際的な活躍を続ける日本を代表するメゾ・ソプラノ歌手。主役級としては日本人で初めてバイロイト音楽祭にデビュー、9年連続の出演を果たす。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス他、世界の主要歌劇場に出演。ティーレマン、メータ、小澤征爾、エッシェンバッハらの著名指揮者や、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル他の一流オーケストラと共演を重ねている。
テノール:ベンヤミン・ブルンス
Benjamin Bruns, tenor
ドイツのハノーファーに生まれ、少年合唱団のソリストとしてキャリアを開始し、ハンブルク音楽演劇大学でレナーテ・ベーレに師事。在学中よりブレーメン劇場の契約歌手を務め、その後ケルン歌劇場を経て、ソリストとしてウィーン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場など、各地の主要劇場で活躍。《第9》ではキリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルとも共演している。
バス:ゴデルジ・ジャネリーゼ※
Goderdzi Janelidze, bass
ジョージア出身。トビリシ国立音楽院で学んだ後、ボリショイ劇場ヤング・アーティスト・プログラムに参加。リムスキー・コルサコフ国際コンクールをはじめ数多くのコンクールで優勝する一方、専属歌手としてボリショイ劇場に出演。その後パリ・オペラ座、英国ロイヤル・オペラ、バルセロナ・リセウ大劇場など欧米各地の主要歌劇場へ活躍の場を拡げる。2022年11月、新国立劇場《ボリス・ゴドノフ》にピーメン役で出演し、その存在感のある歌唱で話題となった。
※当初出演予定のマシュー・ローズ(バス)から変更いたします(12/6追記)
合唱:新国⽴劇場合唱団
New National Theatre Chorus, chorus
1997年に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として設立。高水準の歌唱力を持つメンバーからなるすぐれたアンサンブルは国内外で高く評価されている。国内の主要オーケストラに加え、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などの来日オーケストラとも共演。N響とは《第9》公演やマーラーの《交響曲第2番「復活」》他で共演を重ねている。
合唱:東京オペラシンガーズ
Tokyo Opera Singers, chorus
1992年、小澤征爾指揮の《さまよえるオランダ人》公演に際し、世界的水準のコーラスを日本に作ろうという小澤氏の声掛けで結成された。以来、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)や東京・春・音楽祭、シカゴ交響楽団をはじめとする海外オーケストラの来日公演に出演。1998年長野冬季オリンピック開会式や、2011年東日本大震災直後のメータ指揮NHK交響楽団での《第9》は、大きな話題を呼んだ。