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ベートーヴェン
「第9」演奏会

休憩なしの70~80分程度の公演となります。開演後はお席にお着きいただけませんので、あらかじめご了承ください。
※やむを得ない理由で出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合がございます。公演中止の場合をのぞき、チケット代金の払い戻しはいたしません。
※ご来場の際には感染症予防対策についてのご案内を必ずお読みください。

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ABOUT THIS CONCERT特徴

井上道義が描くベートーヴェンの巨大な愛の世界

一年の締めくくりを飾る行事として、日本中のオーケストラが12月に行う《第9》演奏会。ベートーヴェンの代表作にして、9曲中唯一の合唱つきのシンフォニーは、「今年も頑張って1年を乗り越えた」という感慨とともに、「来年もいい年にしよう」という祝祭的な気分を駆り立ててくれる。苦しみの多い人生を生きたベートーヴェンが、最後のシンフォニーで辿り着いた万物への巨大な愛の表現は、歴史の中でもベルリンの壁崩壊のセレモニーなど重要な節目で演奏されてきた。クラシック音楽のフレームを超えた巨大なメッセージを持つ、宇宙的な音楽が《交響曲第9番》だ。
人類史上忘れることの出来ない年となった2022年、N響とともに《第9》を奏でるのは、ショスタコーヴィチの交響曲やバーンスタイン《ミサ曲》等の名演で、未知数の音楽性を追究している井上道義。2014年に喉頭がんを克服して以来、ますます精力的な演奏活動を続けてきたマエストロが、2024年の引退を前に振る《第9》はどのような世界だろうか。ただの名曲に収まらない、大胆な冒険が期待される。藤村実穂子をはじめ、国際的な名歌手によるパフォーマンスにも注目。

小田島久恵(音楽ライター)

PROGRAM曲目

ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」

ARTISTS出演者

井上道義さんの画像 指揮井上道義

1946年東京生まれ。1971年にミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。シカゴ交響楽団、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル他に客演。「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」や全国共同制作オペラ《フィガロの結婚》(野田秀樹演出)、大阪国際フェスティバルでのバーンスタイン《ミサ》など意欲的な活動で注目を集める。N響とは1978年以来共演を重ね、2019年にN響「有馬賞」を受賞。2024年末での引退を宣言。

クリスティーナ・ランツハマーさんの画像 ソプラノクリスティーナ・ランツハマー

ドイツのミュンヘン生まれ。同地の音楽院で学んだ後、シュトゥットガルト音楽演劇大学にて、コンラート・リヒターのリサイタル・クラスとドゥニヤ・ヴェイゾヴィチのソリスト・クラスで学ぶ。シュトゥットガルト州立歌劇場他で契約歌手を務めた後、ザルツブルク音楽祭でラトル指揮ベルリン・フィルと共演。アーノンクール、ブロムシュテットらトップレベルの指揮者たちと共演を重ね、オペラとコンサートで活躍する。

藤村実穂子さんの画像 メゾ・ソプラノ藤村実穂子

欧州を拠点に国際的な活躍を続ける日本を代表するメゾ・ソプラノ歌手。
主役級としては日本人で初めてバイロイト音楽祭にデビュー、9年連続の出演を果たす。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス他、世界の主要歌劇場に出演。ティーレマン、メータ、小澤征爾、エッシェンバッハらの著名指揮者や、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル他の一流オーケストラと共演を重ねている。

ベンヤミン・ブルンスさんの画像 テノールベンヤミン・ブルンス

ドイツのハノーファーに生まれ、少年合唱団のソリストとしてキャリアを開始し、ハンブルク音楽演劇大学でレナーテ・ベーレに師事。在学中よりブレーメン劇場の契約歌手を務め、その後ケルン歌劇場を経て、ソリストとしてウィーン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場など、各地の主要劇場で活躍。《第九》ではキリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルとも共演している。

ゴデルジ・ジャネリーゼ※さんの画像 バスゴデルジ・ジャネリーゼ※

ジョージア出身。トビリシ国立音楽院で学んだ後、ボリショイ劇場ヤング・アーティスト・プログラムに参加。リムスキー・コルサコフ国際コンクールをはじめ数多くのコンクールで優勝する一方、専属歌手としてボリショイ劇場に出演。その後パリ・オペラ座、英国ロイヤル・オペラ、バルセロナ・リセウ大劇場など欧米各地の主要歌劇場へ活躍の場を拡げる。2022年11月、新国立劇場《ボリス・ゴドノフ》にピーメン役で出演し、その存在感のある歌唱で話題となった。

新国立劇場合唱団さんの画像 合唱新国立劇場合唱団

1997年に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として設立。高水準の歌唱力を持つメンバーからなるすぐれたアンサンブルは国内外で高く評価されている。国内の主要オーケストラに加え、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などの来日オーケストラとも共演。N響とは《第九》公演やマーラーの《交響曲第2番「復活」》他で共演を重ねている。

東京オペラシンガーズさんの画像 合唱東京オペラシンガーズ

1992年、小澤征爾指揮の《さまよえるオランダ人》公演に際し、世界的水準のコーラスを日本に作ろうという小澤氏の声掛けで結成された。以来、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)や東京・春・音楽祭、シカゴ交響楽団をはじめとする海外オーケストラの来日公演に出演。1998年長野冬季オリンピック開会式や、2011年東日本大震災直後のメータ指揮NHK交響楽団での《第九》は、大きな話題を呼んだ。

※当初出演予定のマシュー・ローズ(バス)から変更いたします(12/6追記)
「第9」演奏会の出演者変更について

MOVIEムービー

【マエストロ・メッセージ】井上道義/N響「第9」演奏会2022

TICKETチケット

ベートーヴェン
「第9」演奏会

NHKホール
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座席表

1回券発売開始日

定期会員先行発売日:2022年10月5日(水)11:00am
定期会員について

一般発売日:2022年10月10日(月・祝)11:00am



チケット購入

料金

S席 A席 B席 C席 D席
一般 15,000円 12,000円 9,000円 6,500円 4,500円
ユースチケット 7,500円 6,000円 4,500円 3,250円 2,250円

※価格は税込みです。
ユースチケットのご案内(要登録/取り扱いはN響ガイドのみ)
※定期会員の方は一般料金の10%割引となります。また、先行発売をご利用いただけます(取り扱いはWEBチケットN響・N響ガイドのみ)。
※車いす席についてはN響ガイドへお問い合わせください。
※N響ガイドでのお申し込みは、公演日の1営業日前までとなります。
※当日券販売についてはこちらをご覧ください。
※未就学児のご入場はお断りしています。

ユースチケット

25歳以下の方へのお得なチケットです。

(要登録)

お問い合わせ・
お申し込み

N響ガイド TEL:0570-02-9502

WEBチケットN響

主催:NHK/NHK交響楽団

協賛:みずほ証券株式会社/はごろもフーズ株式会社/JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社/ 株式会社明電舎

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