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チケット発売開始|「ベートーヴェン『第9』演奏会」を12/20(土)、21(日)、23(火)、24(水)に開催
お知らせ2025年7月17日
一年の締めくくりを飾る、2025年「ベートーヴェン『第9』演奏会」の詳細が決まりました。
指揮を務めるのは、40年以上にわたってN響と共演を続け信頼関係を築いてきたレナード・スラットキン。音楽監督を務めたセントルイス交響楽団を全米屈指の水準に鍛え上げたことでも知られ、自然な語り口で作品本来の姿を伝えることができる、オーケストラを知り尽くした名指揮者です。
独唱には国内外で活躍する名歌⼿たちを迎え、昨年に続き「N響第9」に登場する新国立劇場合唱団とともにN響の演奏で〈歓喜の歌〉をNHKホールに響かせます。
[公演詳細]
ベートーヴェン「第9」演奏会
12月20日(土)4:00pm、21日(日)2:00pm、23日(火)7:00pm*、24日(水)7:00pm
NHKホール
*12月23日はNHK/NHK厚生文化事業団主催のチャリティコンサートです。プログラムは他の日程と同一です。
指揮:レナード・スラットキン
ソプラノ:中村恵理
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:福井 敬
バリトン:甲斐栄次郎
合唱 : 新国立劇場合唱団
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
料金(税込/全席指定)
一般:S 17,000円 A 13,500円 B 10,000円 C 7,500円 D 5,000円
ユースチケット(29歳以下):S 8,500円 A 6,750円 B 5,000円 C 3,750円 D 2,500円
※定期会員は一般料金から10%割引
発売開始日
一般発売:2025年9月23日(火・祝)10:00am
N響定期会員先行発売:2025年9月19日(金)10:00am
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※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。
●本公演は休憩がございません。開演後はお席にお着きいただけませんのでどうぞご了承ください。
●やむを得ない理由で出演者等が変更となる場合や、公演が中止となる場合がございます。公演中止の場合をのぞき、チケット代金の払い戻しはいたしません。
主催:NHK/NHK交響楽団
主催(23日):NHK/NHK厚生文化事業団
協賛:みずほ証券株式会社/はごろもフーズ株式会社/株式会社明電舎
出演者について
指揮:レナード・スラットキン
Leonard Slatkin, conductor
Leonard Slatkin, conductor

父が指揮者、母がチェリストというロサンゼルスの音楽一家に育つ。セントルイス交響楽団の音楽監督(現・桂冠指揮者)を17年間にわたって務め、同楽団の演奏水準を飛躍的に高めて注目を集めた。以後、ワシントン・ナショナル交響楽団音楽監督、BBC交響楽団首席指揮者、デトロイト交響楽団音楽監督(現・桂冠音楽監督)、リヨン国立管弦楽団音楽監督(現・名誉音楽監督)などの要職を歴任。現代屈指の指揮者のひとりとして、世界各地の主要楽団に客演している。レコーディングにも積極的で、これまでに100タイトルを超えるアルバムをリリースし、グラミー賞を6度受賞、ノミネートは35回を数える。N響とは1984年以降、数多く共演を重ねてきた。「第9」公演への登場は2008年以来、2度目となる。
ソプラノ:中村恵理
Eri Nakamura, soprano
Eri Nakamura, soprano

2008年、英国ロイヤル・オペラにデビュー。2009年のBBC主催カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドにてオーケストラ、歌曲両部門でファイナルに進出。翌年、英インディペンデント紙「Talent2010」音楽家部門に選出される。2010年から6年間にわたってバイエルン国立歌劇場の専属歌手として数々のオペラで主要キャストを務めた。ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなど各地の劇場に出演。新国立劇場では《椿姫》で主演を務めた。
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
Mihoko Fujimura, mezzo soprano
Mihoko Fujimura, mezzo soprano

国際的に活躍する日本を代表するメゾ・ソプラノ歌手。2002年に主役級としては日本人で初めてバイロイト音楽祭にデビューし、以後出演を重ねる。メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス他、世界の主要歌劇場に出演。クリスティアン・ティーレマン、ズービン・メータ、小澤征爾らの著名指揮者や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団他と共演する。
テノール:福井 敬
Kei Fukui, tenor
Kei Fukui, tenor

国立音楽大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了後、イタリアで研鑽を積む。1992年に二期会《ラ・ボエーム》でデビューを果たし、以来数々のオペラに主演する。近年では二期会《パルジファル》《ローエングリン》《トリスタンとイゾルデ》《オテロ》《ドン・カルロ》《サムソンとデリラ》他に主演。新国立劇場《トスカ》など大役を次々と演じたほか、数多くのプロダクションで《トゥーランドット》カラフ役を務めている。二期会会員。
バリトン:甲斐栄次郎
Eijiro Kai, baritone
Eijiro Kai, baritone

東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークで研鑽を積んだ後、五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。2003年にウィーン国立歌劇場にデビュー後、10年間にわたって専属ソリスト歌手を務めた。レパートリーは60役を超え、42役で約330の公演に出演。国内でも二期会創立50周年記念公演《フィガロの結婚》題名役、新国立劇場《蝶々夫人》シャープレス役ほか、コンサートのソリストやリサイタルでも活躍している。二期会会員。
合唱:新国⽴劇場合唱団
New National Theatre Chorus, chorus
1997年に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として設立。同劇場の公演にとどまらず、国内の主要オーケストラや、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などの来日オーケストラとも共演。高水準の歌唱力を持つメンバーからなるすぐれたアンサンブルは国内外で高く評価されている。N響とは《第9》公演やマーラーの《交響曲第2番「復活」》他で共演を重ねている。本公演では冨平恭平が合唱指揮を務める。
New National Theatre Chorus, chorus