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ベートーヴェン
「第9」演奏会

NHKホール
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※本公演は休憩がございません。開演後はお席にお着きいただけませんのでどうぞご了承ください。
※やむを得ない理由で出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合がございます。公演中止の場合をのぞき、チケット代金の払い戻しはいたしません。

ABOUT THIS CONCERT特徴

名匠スラットキンとN響が紡ぐ、心に沁みる《第9》

《第9》を聴いて、一年を振り返りつつ、翌年に向けて気持ちを新たにする。慌ただしい年の瀬にあって、これは格別の喜びだ。このベートーヴェンの記念碑的大作は、なんど聴いても色褪せることがない。
今回のN響「第9」を指揮するのは、アメリカのレナード・スラットキン。N響とは1984年以来、くりかえし共演を重ねてきた名匠である。40年以上にもわたって楽団から継続的に招かれる客演指揮者は稀有な存在といってよい。指揮者とオーケストラの間に強い信頼関係が築かれている証だろう。
スラットキンはオーケストラを知り尽くした指揮者だ。音楽一家に生まれ、早くから指揮者としての経験を積み、やがて音楽監督を務めたセントルイス交響楽団を全米屈指の水準まで高めた。常にオーケストラから明瞭なサウンドを引き出し、自然な語り口で作品本来の姿を伝えることができる名指揮者である。加えて、温かみのある音楽が持ち味。心に沁みる《第9》を期待したい。
声楽陣も強力だ。中村恵理のソプラノ、藤村実穂子のメゾ・ソプラノ、福井敬のテノール、甲斐栄次郎のバリトンという豪華独唱陣に、新国立劇場合唱団が加わる。第4楽章の〈歓喜の歌〉が高らかに鳴り響くことだろう。

飯尾洋一(音楽ジャーナリスト)

PROGRAM曲目

ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」

ARTISTS出演者

レナード・スラットキンさんの画像 指揮レナード・スラットキン

父が指揮者、母がチェリストというロサンゼルスの音楽一家に育つ。セントルイス交響楽団の音楽監督(現・桂冠指揮者)を17年間にわたって務め、同楽団の演奏水準を飛躍的に高めて注目を集めた。以後、ワシントン・ナショナル交響楽団音楽監督、BBC交響楽団首席指揮者、デトロイト交響楽団音楽監督(現・桂冠音楽監督)、リヨン国立管弦楽団音楽監督(現・名誉音楽監督)などの要職を歴任。現代屈指の指揮者のひとりとして、世界各地の主要楽団に客演している。レコーディングにも積極的で、これまでに100タイトルを超えるアルバムをリリースし、グラミー賞を6度受賞、ノミネートは35回を数える。N響とは1984年以降、数多く共演を重ねてきた。「第9」公演への登場は2008年以来、2度目となる。

中村恵理さんの画像 ソプラノ中村恵理

2008年、英国ロイヤル・オペラにデビュー。2009年のBBC主催カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドにてオーケストラ、歌曲両部門でファイナルに進出。翌年、英インディペンデント紙「Talent2010」音楽家部門に選出される。2010年から6年間にわたってバイエルン国立歌劇場の専属歌手として数々のオペラで主要キャストを務めた。ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなど各地の劇場に出演。新国立劇場では《椿姫》で主演を務めた。

藤村実穂子さんの画像 メゾ・ソプラノ藤村実穂子

国際的に活躍する日本を代表するメゾ・ソプラノ歌手。2002年に主役級としては日本人で初めてバイロイト音楽祭にデビューし、以後出演を重ねる。メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス他、世界の主要歌劇場に出演。クリスティアン・ティーレマン、ズービン・メータ、小澤征爾らの著名指揮者や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団他と共演する。

福井 敬さんの画像 テノール福井 敬

国立音楽大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了後、イタリアで研鑽を積む。1992年に二期会《ラ・ボエーム》でデビューを果たし、以来数々のオペラに主演する。近年では二期会《パルジファル》《ローエングリン》《トリスタンとイゾルデ》《オテロ》《ドン・カルロ》《サムソンとデリラ》他に主演。新国立劇場《トスカ》など大役を次々と演じたほか、数多くのプロダクションで《トゥーランドット》カラフ役を務めている。二期会会員。

甲斐栄次郎さんの画像 バリトン甲斐栄次郎

東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークで研鑽を積んだ後、五島記念文化財団の助成によりボローニャへ留学。2003年にウィーン国立歌劇場にデビュー後、10年間にわたって専属ソリスト歌手を務めた。レパートリーは60役を超え、42役で約330の公演に出演。国内でも二期会創立50周年記念公演《フィガロの結婚》題名役、新国立劇場《蝶々夫人》シャープレス役ほか、コンサートのソリストやリサイタルでも活躍している。二期会会員。

新国立劇場合唱団さんの画像 合唱新国立劇場合唱団

1997年に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として設立。同劇場の公演にとどまらず、国内の主要オーケストラや、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などの来日オーケストラとも共演。高水準の歌唱力を持つメンバーからなるすぐれたアンサンブルは国内外で高く評価されている。N響とは《第9》公演やマーラーの《交響曲第2番「復活」》他で共演を重ねている。本公演では冨平恭平が合唱指揮を務める。

TICKETチケット

ベートーヴェン
「第9」演奏会

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1回券発売開始日

定期会員先行発売日:2025年9月19日(金)10:00am
定期会員について

一般発売日:2025年9月23日(火・祝)10:00am



チケット購入
S席 A席 B席 C席 D席
一般 17,000円 13,500円 10,000円 7,500円 5,000円
ユースチケット 8,500円 6,750円 5,000円 3,750円 2,500円

※価格は税込です。
※定期会員の方は一般料金の10%割引となります。また、先行発売をご利用いただけます(取り扱いはWEBチケットN響・N響ガイドのみ)。
※車いす席についてはN響ガイドへお問い合わせください。
※N響ガイドでのお申し込みは、公演日の1営業日前までとなります。
※当日券販売についてはこちらをご覧ください。
※未就学児のご入場はお断りしています。

ユースチケット

29歳以下の方へのお得なチケットです。
※要登録

お問い合わせ・
お申し込み

N響ガイド TEL : 0570-02-9502

WEBチケットN響

主催:NHK/NHK交響楽団

協賛:みずほ証券株式会社/はごろもフーズ株式会社/株式会社明電舎

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