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NHK交響楽団名誉指揮者 パーヴォ・ヤルヴィに旭⽇中綬章

お知らせ2026年4月29日

本⽇2026年4⽉29⽇(水・祝)に春の叙勲が発令され、NHK交響楽団(N響)名誉指揮者のパーヴォ・ヤルヴィが旭⽇中綬章を受章しました。
今回の受章は、彼が日本・エストニア間の音楽交流、そして日本の音楽文化の向上・発展に果たしてきた功績によるもので、とりわけN響首席指揮者時代(2015 – 2022)に数多くのレコーディングや2度にわたるヨーロッパ公演(2017、2020)の成功を通じて、N響の国際的評価の向上に大きく貢献したことを称えるものとなります。

名指揮者ネーメ・ヤルヴィの長男として、1962年、旧ソ連時代のエストニアに生まれたパーヴォ・ヤルヴィは、生地タリンと移住先のアメリカで学び、その後指揮者デビュー。2002年1月のN響との初共演では、幅広い曲目で充実した演奏を聴かせ、さらに2006年5月には芸術監督を務めるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団との来日公演で、ベートーヴェン交響曲全曲演奏を行って圧倒的な成功を収め、日本での知名度を高めました。一方、海外ではシンシナティ交響楽団、hr交響楽団、パリ管弦楽団などで要職を歴任し、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどの名門オーケストラへの客演も果たします。そして2015年、N響首席指揮者に就任。N響をトップオーケストラとして世界に知らしめることを自身の使命と位置づけ、海外公演やレコーディングを積極的に行ったほか、レパートリーの拡大にも取り組みました。その結果、イギリスのクラシック音楽専門誌『グラモフォン』が主催する「グラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード2020」で、日本のオーケストラとして初めて「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」部門にノミネートされるなど、N響は従来にも増して国際的に高い評価を得るに至りました。
2022年、パーヴォはN響名誉指揮者に就任。N響公演に継続して出演しており、直近では2027年5月にスウェーデンの作曲家ステンハンマルの《交響曲第2番》をはじめとする北欧プログラムに取り組む予定です。パーヴォの機敏なタクト捌きにN響メンバーが即座に呼応し、今この瞬間に作品が生まれたかのような、瑞々しい音楽が紡がれていく瞬間に立ち会えるに違いありません。
今後もパーヴォ・ヤルヴィが指揮するN響にご期待ください。

パーヴォ・ヤルヴィ
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