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NHK交響楽団 首席指揮者ファビオ・ルイージに契約期間満了後の2028年9月「桂冠名誉指揮者」の称号を授与

お知らせ2026年4月 6日

NHK交響楽団は、現在当団首席指揮者の任にあるファビオ・ルイージに対し、その契約期間満了後の2028年9月に「桂冠名誉指揮者」の称号を贈ることを決定しました。
当団における「桂冠名誉指揮者」の称号は、N響を長年にわたって指揮し、その芸術性向上に多大な貢献を果たした指揮者に贈られるもので、ファビオ・ルイージへの授与は、故・ウォルフガング・サヴァリッシュ、ヘルベルト・ブロムシュテットに続く3人目となります。
詳しい称号授与の経緯については、以下の「理事長コメント」「ファビオ・ルイージからのメッセージ」をご覧ください。




中野谷公一 NHK交響楽団・理事長からのコメント

ファビオ・ルイージ氏がNHK交響楽団の首席指揮者に着任したのは2022年のこと。その当時、私たちの活動はコロナ・パンデミックにより停滞を余儀なくされていましたが、その苦労を分かち合い、感激の時を共有する中で、その絆を確かなものとしてきました。この深い交流がN響に新たな音楽的個性をもたらし、やがて多くのファンを惹きつけ、困難な時を克服するに至りました。
ルイージ氏の特筆すべき功績は、2025年5月のヨーロッパ公演の成功です。オランダ・アムステルダムでのマーラー・フェスティバルをはじめ、本場の地で芸術的に高い評価を受けたことはN響の誇りでもあります。
また創立100年の記念の年に、ルイージ氏が首席指揮者として私たちをリードしてくださるのは大きな喜びでもあります。
私たちは、そうしたルイージ氏のN響への貢献を讃え、信頼と感謝の証として、首席指揮者としての契約期間が満了する2028年9月に、桂冠名誉指揮者の称号を授与します。そしてその名を長く歴史に留めてまいります。

NHK交響楽団 理事長
中野谷 公一



ファビオ・ルイージ(NHK交響楽団 首席指揮者)からのメッセージ

2028/2029シーズンより、NHK交響楽団より桂冠名誉指揮者の称号を賜りますことは、私にとって大変な名誉であり、心より嬉しく思っております。
2001年に始まった私とNHK交響楽団および楽団員との関係は、長年にわたり一貫して深まり続け首席指揮者への任命という形で頂点を迎えました。そして2028年にその任期を終えることとなります。
楽団と私は、オーケストラの歴史においていくつかの重要な節目を刻み、この先も新たな節目を築いていくでしょう。その中には、2025年の素晴らしいヨーロッパ公演が含まれます。このツアーでは、アジアのオーケストラとしては史上初となる、アムステルダムでのマーラー・フェスティバルへの名誉ある招待に加え、ヨーロッパの主要な音楽都市でのコンサートも行われました。また、2023年12月には、マーラーの《交響曲第8番》の演奏をもって、第2000回定期公演を共に祝いました。
2026年秋には、NHK交響楽団創立100周年を記念し、マーラーの《交響曲第2番》やプッチーニのオペラ《トスカ》の演奏会形式など、重要なレパートリーのハイライトを連続して演奏します。
2028年からの桂冠名誉指揮者への任命は、これから何年にもわたり、私たちの力をさらに結集させ、レパートリーの探求を続け、NHK交響楽団の芸術的な卓越性を聴衆に示すことを可能にするでしょう。
今後長きにわたり、NHK交響楽団という大きな家族の一員に選ばれたことは大変な名誉であり特権です。この名誉ある称号を私に与えてくださった事務局と楽団員の皆様に心から感謝申し上げます。

NHK交響楽団 首席指揮者
ファビオ・ルイージ

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