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ファビオ・ルイージとN響の初ディスク『ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(初稿/1887年)』が5月21日に発売開始!
お知らせ2025年4月 2日
2022年9月にファビオ・ルイージがNHK交響楽団の首席指揮者に就任して以来、両者はともに得意とするドイツ・オーストリアの音楽などで、数々の印象深い演奏を繰り広げてきました。
そして来る2025年5月21日、このコンビにとって特に重要なレパートリーであるブルックナーの交響曲で、市販のものとして初めてとなるディスクがリリースされることが決まりました。
収録されるのは最高傑作との呼び声が高い《第8番》の“初稿”。
2024年9月14、15日にNHKホールで行われた、第2016回定期公演でのライブレコーディングによるものです。
マタチッチ、サヴァリッシュ、ヴァント、朝比奈隆、ブロムシュテットをはじめ、ブルックナーに造詣の深いマエストロたちのタクトのもと、N響はブルックナー演奏の経験を積み重ねてきました。
しかし《第8番》の演奏は通常用いられる第2稿に基づくものばかりで、初稿を演奏するのは今回が初めてとなります。
一方でルイージはかねてから初稿を評価しており、かつてシェフを務めたチューリヒ歌劇場管弦楽団でも録音を行うなど、決してメジャーとは言えないこの稿に深い洞察を持つことで知られています。
名匠たちとブルックナー演奏に磨きをかけてきたN響と、同じくこの作曲家を自らの主要なレパートリーとするルイージが、《第8番》初稿でどのようなパフォーマンスを見せたのか・・・
ぜひディスクをお聴きいただき、その成果を確かめていただければ幸いです。
詳しい情報は発売元のオクタヴィア・レコードのホームページをご覧ください。
https://www.octavia-records.com/post/2503-02
