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2025年4月からのコンサートマスター体制について
お知らせ2025年1月27日
NHK交響楽団では、2025年4月から長原幸太が新たに第1コンサートマスターに就任し、現・第1コンサートマスターの郷古廉、現・ゲスト・コンサートマスターの川崎洋介とともに、オーケストラをリードすることになりました。
なおすでにお知らせのとおり、篠崎史紀は2025年3月末をもって特別コンサートマスターを退任し、N響を退団します。
2026年の創立100年に向けて、新たなチャレンジを続けるNHK交響楽団の演奏活動に、引き続きご期待ください。

第1コンサートマスター(新任):長原幸太
広島県出身。5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京藝術大学入学。在学中、全額スカラシップを受けジュリアード音楽院へ留学。13歳で第6回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール17歳以下の部第3位。17歳で第67回日本音楽コンクール最年少優勝、レウカディア賞、鷲見賞、黒栁賞を受賞。
12歳で東京交響楽団と共演し、以後国内の主要オーケストラ、故・小澤征爾、故・岩城宏之、秋山和慶、故・ゲルハルト・ボッセ等多くの名指揮者と共演。東京・春、宮崎国際、霧島国際など全国各地の音楽祭に出演し好評を博す。また海外からもアスペン音楽祭(アメリカ)、湖水地方音楽祭(イギリス)、ライデール音楽祭(イギリス)、香港国際音楽祭等に招かれ、リサイタル、協奏曲、室内楽で高い評価を受けた。
東京・春・音楽祭ではリッカルド・ムーティ指揮の特別オーケストラでコンサートマスターも務め、ムーティから信頼を得る。
ひろしまフェニックス賞、メイプル賞(広島県教育委員会)、咲くやこの花賞(大阪市)、広島文化賞新人賞、第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞など、受賞多数。
2004年9月から2006年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、2006年4月から2012年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター、2014年10月から2024年9月まで読売日本交響楽団コンサートマスターを務める。
ソリスト、室内楽奏者としても国内外で活躍中。洗足学園大学非常勤講師、各種セミナーの講師を務める等、後進の指導も行っている。
アンサンブル天下統一のメンバー。
2025年4月、NHK交響楽団の第1コンサートマスターに就任。