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NHK交響楽団 台湾公演について
お知らせ2024年6月 6日
NHK交響楽団は2024年8月、台湾公演を実施します。
首席指揮者ファビオ・ルイージと共に3都市で公演を行い、ソリストには台湾出身の若手、ポール・ホアン(ヴァイオリン)を迎えます。
NHK交響楽団の台湾公演は1971年、2016年に続き3回目。台北以外の都市で開催するのは、今回の台中、高雄が初めてです。
また今回のツアーは、ファビオ・ルイージがN響と行う初めての海外公演となります。
出演
指揮: ファビオ・ルイージ
ヴァイオリン: ポール・ホアン
演奏曲目
ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
公演地
2024年8月23日(金) 7:30pm 台中・国家歌劇院・大劇院 National Taichung Theater / Grand Theater
2024年8月24日(土) 7:30pm 高雄・衛武営国家芸術文化中心・音楽庁 National Kaohsiung Center / Concert Hall
2024年8月25日(日) 7:30pm 台北・国家音楽庁 The National Concert Hall
主催:
公益財団法人NHK交響楽団、
國家交響樂團
共催:日本台湾交流協会
協賛:
ANAホールディングス株式会社、
株式会社ジェーシービー、
株式会社アイシン、
アダストリア台湾、
岩谷産業株式会社、
株式会社ミキハウス
指揮:ファビオ・ルイージ
Fabio Luisi, conductor

1959年、イタリア・ジェノヴァ出身。デンマーク国立交響楽団首席指揮者、ダラス交響楽団音楽監督を務める。N響とは2001年に初共演し、2022年9月首席指揮者に就任。就任記念公演でヴェルディ《レクイエム》を、2023年12月のN響第2000回定期公演ではマーラー《一千人の交響曲》を指揮し、この2つの記念碑的公演で共に大きな成功を収めた。またベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、R. シュトラウスなどのドイツ・オーストリアの作品や、フランクやサン・サーンスといったフランス語圏の作品に取り組み、その歌心と情熱に溢れた指揮は、多くの聴衆の心を摑んでいる。2023年8月には首席指揮者としての任期が3年間延長され、2028年8月までとなった。
これまでにチューリヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団および同歌劇場音楽総監督、MDR(中部ドイツ放送)交響楽団芸術監督、スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者などを歴任。このほか、イタリアのマルティナ・フランカで行われるヴァッレ・ディートリア音楽祭音楽監督も務めている。また、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラに定期的に客演し、世界の主要オペラハウスにも登場している。録音には、ヴェルディ、ベッリーニ、シューマン、ベルリオーズ、ラフマニノフ、リムスキー・コルサコフ、マルタン、そしてオーストリア人作曲家フランツ・シュミットなどがある。また、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とは数々のR. シュトラウスの交響詩を収録しているほか、ブルックナー《交響曲第9番》の解釈は高く評価されている。メトロポリタン歌劇場とのワーグナー《ジークフリート》《神々のたそがれ》のレコーディングではグラミー賞を受賞した。
これまでにチューリヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団および同歌劇場音楽総監督、MDR(中部ドイツ放送)交響楽団芸術監督、スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者などを歴任。このほか、イタリアのマルティナ・フランカで行われるヴァッレ・ディートリア音楽祭音楽監督も務めている。また、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラに定期的に客演し、世界の主要オペラハウスにも登場している。録音には、ヴェルディ、ベッリーニ、シューマン、ベルリオーズ、ラフマニノフ、リムスキー・コルサコフ、マルタン、そしてオーストリア人作曲家フランツ・シュミットなどがある。また、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とは数々のR. シュトラウスの交響詩を収録しているほか、ブルックナー《交響曲第9番》の解釈は高く評価されている。メトロポリタン歌劇場とのワーグナー《ジークフリート》《神々のたそがれ》のレコーディングではグラミー賞を受賞した。
ヴァイオリン:ポール・ホアン
Paul Huang, Violin

2015年にエヴェリー・フィッシャー・キャリア・グラント、2017年リンカーン・センター・アワードを受賞。ポール・ホアンは、同世代の音楽家たちの中でもとりわけ注目を集める新進気鋭のヴァイオリニストである。ワシントンポスト紙では、豊かな音色と正確な音程でまるで呼吸のように自然に音楽を紡いでいくと絶賛されている。
最近のハイライトとして、ムターの代役で急遽出演したブラボー!ヴェイル音楽祭での成功に加え、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団、スラットキン指揮デトロイト交響楽団、オロスコ・エストラーダ指揮ヒューストン交響楽団や、台湾国立交響楽団、台北交響楽団との共演などが挙げられる。
リサイタルに於いては、ルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、ソウル・アーツセンター、パリのルーブル美術館オーディトリウムにデビューを飾ったほか、アスペン音楽祭、リンカーンセンターのグレートパフォーマーシリーズなどへの出演で話題を集めた。ホアンは、ジュリアード音楽院にて学士号と修士号を取得し、2011年のヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション(YCA)では優勝をしている。使用楽器は、ストラディヴァリ協会により貸与された、ヴィエニャフスキが使用していた1742年製のグァルネリ・デル・ジェス・クレモナ。
最近のハイライトとして、ムターの代役で急遽出演したブラボー!ヴェイル音楽祭での成功に加え、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団、スラットキン指揮デトロイト交響楽団、オロスコ・エストラーダ指揮ヒューストン交響楽団や、台湾国立交響楽団、台北交響楽団との共演などが挙げられる。
リサイタルに於いては、ルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、ソウル・アーツセンター、パリのルーブル美術館オーディトリウムにデビューを飾ったほか、アスペン音楽祭、リンカーンセンターのグレートパフォーマーシリーズなどへの出演で話題を集めた。ホアンは、ジュリアード音楽院にて学士号と修士号を取得し、2011年のヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション(YCA)では優勝をしている。使用楽器は、ストラディヴァリ協会により貸与された、ヴィエニャフスキが使用していた1742年製のグァルネリ・デル・ジェス・クレモナ。