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NHK交響楽団演奏会 宮崎公演

2023年2月25日(土)開演 3:30pm [開場 2:45pm]

メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
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ABOUT THIS CONCERT特徴

2023年2月下旬、「N響」の愛称で知られるNHK交響楽団は、宮崎市、大分市、熊本市の3か所でコンサートを行い、クラシックの本場、ドイツとオーストリアの大作曲家たちが手掛けたクラシック史上に名を刻む名作を披露します。

最初に演奏する《序曲「フィンガルの洞窟」》は、メンデルスゾーン(1809~1847)が旅行で出かけたスコットランドの洞窟の風景に感銘を受けて作曲した作品。寄せて引く波の様子や、寂しさに満ちた洞窟の雰囲気が、弦楽器の豊かな響きを中心に描かれます。

続くブルッフ(1838~1920)の《ヴァイオリン協奏曲第1番》は、オーケストラと独奏ヴァイオリンのために作曲された「ヴァイオリン協奏曲」というジャンルの中でも、特に人気のある作品の1つ。《フィンガルの洞窟》にも通じるような哀愁を帯びた第1楽章、息の長いおおらかな旋律が心を打つ第2楽章、そしてソリストが華やかに技巧の限りを尽くす第3楽章と、魅力的な音楽が続けざまに繰り広げられます。

今回この協奏曲で独奏を務めるのは、辻彩奈。18歳でモントリオール国際音楽コンクールで第1位を受賞した逸材で、コロナ禍で海外演奏家の来日が叶わなかった時期に代役として日本全国のプロ・オーケストラに登場して、圧倒的な演奏を披露してその名を高めました。

最後に演奏されるのは、クラシック音楽を象徴する作曲家と言っても過言ではないベートーヴェン(1770~1827)の《交響曲第7番》です。4つの楽章からなるこの交響曲は、このジャンルとしては珍しく常にリズムの躍動が感じられる作品で、聴いた後の爽快感は格別のものです。ドラマのオープニング曲として使われていたことがあり、多くの方がそのメロディをご存知かと思います。

今回このコンサートの指揮を務めるのは、N響正指揮者を務め、日本を代表する巨匠として感動あふれる演奏を数多くリードしてきた尾高忠明。20代でN響を指揮してデビューして以来その活躍はめざましく、日本各地のプロ・オーケストラを率いる一方、海外のオーケストラからもよく招かれています。

尾高忠明、辻彩奈、そしてN響が一緒になって奏でる、ドイツ・オーストリアの名作にご期待ください。

PROGRAM曲目

メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」作品26

ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26

ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92

[アンコール曲]
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ―第3楽章「サラバンド」
(ヴァイオリン:辻彩奈)

モーツァルト/ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137 ―第2楽章
(指揮:尾高忠明、管弦楽:NHK交響楽団)

ARTISTS出演者

尾高忠明さんの画像 指揮尾高忠明

辻 彩奈さんの画像 ヴァイオリン辻 彩奈

CONTACTお問い合わせ

※チケット販売および車イス席については下記までお問い合わせください。
ハローダイヤル TEL:050-5542-8600(全日/午前9時~午後8時)
ホームページ

主催:NHK宮崎放送局/NHK交響楽団

共催:公益財団法人宮崎県立芸術劇場

協賛:岩谷産業株式会社

※曲目・出演者・曲順等の変更の場合があります。あらかじめご了承ください。
※未就学児のご入場はお断りしています。

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