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オーケストラ・メンバー

第1コンサートマスター 郷古 廉Sunao Goko

メンバーから一言

音楽の最大の魅力、或いは目的とも言えるかも知れないもののひとつに、「交流」があります。演者と聴衆はもちろんのこと、演者同士でのあらゆる国境や言語、宗教や思想の壁を超えた交流。これを最も複雑な形で体現しているものが、オーケストラだと思います。そしてこれを瞬時に可能にするものこそ、音楽なのです。
N響がこれから益々世界中から愛されるオーケストラとして存在し続けることを願いつつ、私も全力を尽くします!

経歴

2013年8月ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。
1993年生まれ。多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年12月のデビュー以来、NHK交響楽団、読売日響、新日本フィル、大阪フィル等を含む各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、フランソワ・グザヴィエ・ロト、秋山和慶、井上道義、下野竜也、山田和樹、川瀬賢太郎各氏などがいる。《サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ・松本フェスティバル)》、《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。
これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。国内外の音楽祭でジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。 2014年にEXTONレーベルより無伴奏作品によるデビューCDをリリースし、2015年にはnascorレーベルよりブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を、2020年1月にはEXTONレーベル第4弾となる「ベルギー・アルバム」をリリースした。
使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。
第16回ホテルオークラ音楽賞、第29回出光音楽賞、令和元年度文化庁芸術祭賞音楽部門大賞を受賞。

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