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2021年11月3日

NHK交響楽団正指揮者 尾高忠明に旭日小綬章

尾高忠明

本日11月3日(水・祝)に秋の叙勲が発令され、当団正指揮者の尾高忠明が旭日小綬章を受章いたしました。

 

尾高は20代で東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者に就任。その後、現在音楽監督を務める大阪フィルハーモニー交響楽団をはじめ国内外の主要オーケストラやオペラハウスで要職を歴任し、各団体と記憶に残る演奏を数多く繰り広げるとともに、クラシック音楽界を責任ある立場で献身的に支え、音楽文化の向上及び発展に寄与してきました。

 

また2012年にNHK交響楽団の中国公演で指揮を務めたのをはじめ、国内オーケストラの海外公演を数多く指揮し、海外との文化交流にも貢献。武満徹、細川俊夫、松村禎三、三善晃らの日本人作曲家の紹介にも努めてきました。さらに、東京国際音楽コンクール〈指揮〉審査委員長などを務めるなど、後進の育成にも力を注いでいます。

 

尾高は、1971年にNHK交響楽団との放送録音で指揮者デビューを果たしました。その後定期公演や全国各地の公演で定期的に共演し、2010年には正指揮者に就任。コロナ禍で行われた特別公演では、多くのN響メンバーたちがソリストを務める演奏会で指揮を担うなど、さらにその信頼関係を深めており、マエストロの今回の叙勲は、私共NHK交響楽団にとっても大きな喜びです。

 

尾高は今回の叙勲にあたって次のようなコメントを寄せてくれました。

 

「身に余る栄誉に感じております。恩師齋藤秀雄先生の最後のお教えは、指揮者は50才からだと。そうすると、まだ23才。まずは三十路を目指してがんばります。」

 

これからも尾高とN響が紡いでゆく豊かな音楽にご期待ください。