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2021年4月28日

「NHK交響楽団6月公演」詳細決定

定期公演に代わる主催演奏会、「NHK交響楽団6月公演」の詳細を以下の通りお知らせします。

5日(土)、6日(日)のサントリーホール公演では、近年N響と印象深い演奏を立て続けに繰り広げている井上道義が指揮台に上がります。今回はシベリウス《交響曲第7番》とベートーヴェン《交響曲第3番「英雄」》という、交響曲の歴史の転換点となった傑作2つを組み合わせます。

11日(金)、12日(土)の東京芸術劇場公演の指揮は、今シーズンN響とシューマンやブラームスなどロマン派の交響曲に取り組んできた下野竜也。今回は同じくロマン派最高峰のシンフォニスト、ブルックナーの生涯3つ目の交響曲、《第0番》を取り上げます。下野は、大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮研究員時代に、ブルックナーを得意とした故・朝比奈隆から薫陶を受けているだけに、その解釈に期待が高まります。前半の英国20世紀の傑作とあわせお楽しみください。

そして16日(水)、17日(木)のサントリーホールの公演では、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィが得意の北欧作品をたずさえ、1年3か月ぶりにN響の舞台に立ちます。パーヴォの母国、エストニアのペルトによる瞑想的な《スンマ》、そしてデンマークのニルセンの代表作で、不屈の精神を壮大に謳う《交響曲第4番「不滅」》などをとり上げます。

なお16日(水)、17日(木)の公演については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う海外からの入国およびイベント開催の制限の動向を見極めるため、「開演時刻」「チケット発売開始日」は、後日改めて発表させていただきます。この2公演については「日程」「出演者」「プログラム」のみお知らせいたします。

 

プログラム・日程

[サントリーホール](土・日)

2021年6月5日(土)6:00pm 
2021年6月6日(日)2:00pm

指揮:井上道義
シベリウス/交響曲 第7番 ハ長調 作品105
ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

 

[東京芸術劇場](金・土)
2021年6月11日(金)6:30pm 
2021年6月12日(土)2:00pm

※終演時刻を繰り上げるため、11日(金)は6:30 pmの開演とします。また両日とも休憩は15分間とさせていただきます。

指揮:下野竜也
フィンジ/前奏曲 作品25
ブリテン/シンフォニア・ダ・レクイエム 作品20
ブルックナー/交響曲 第0番 ニ短調

 

[サントリーホール](水・木)
2021年6月16日(水)夜 
2021年6月17日(木)夜

※開演時刻は後日改めて発表させていただきます。

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ペルト/スンマ(弦楽合奏版)
ニルセン/交響曲 第4番 作品29「不滅」
ほか

 

料金(全席指定)

[5、6日 サントリーホール/11、12日 東京芸術劇場]

  S席 A席 B席 C席
一般 7,000円 5,800円 4,500円 3,500円
ユースチケット(25歳以下) 3,500円 2,900円 2,250円 1,750円
(税込)

 

[16、17日 サントリーホール]

  S席 A席 B席 C席
一般 8,500円 6,800円 5,200円 3,900円
ユースチケット(25歳以下) 4,250円 3,400円 2,600円 1,950円
(税込)

 

発売開始日

[5、6日 サントリーホール/11、12日 東京芸術劇場]
先行発売:5月6日(木)11:00am
一般発売:5月11日(火)11:00am

[16、17日 サントリーホール]
後日改めて発表させていただきます。

※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。

 

●1時間30分~2時間程度の公演となります(休憩あり)。

●感染症予防対策のため、エリアによって一部座席の販売を制限いたします。なお、国や都からのイベント開催制限等、今後の動向に合わせて収容率は調整いたします。

●今後の状況によっては、出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合があります。あらかじめご了承ください

●チケットのご購入・ご来場の際には、「感染症予防対策についてのご案内」を必ずお読みください

 


出演者について

指揮:井上道義
Michiyoshi Inoue, conductor

指揮:井上道義
1946年東京生まれ。桐朋学園大学で齋藤秀雄に師事。1971年、ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクールで優勝し、以後国内外で活躍。シカゴ交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、レニングラード交響楽団、ベネズエラ・シモン・ボリバルなど海外の著名なオーケストラと共演を重ね、ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者を務めた。また国内では新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督(現桂冠指揮者)を歴任。2007年には日露5つのオーケストラとの「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を完遂し、2017年には同プロジェクトの録音がCD化された。2014年4月、病に倒れるが、同年10月、N響とのブルックナー《交響曲第9番》で復帰を遂げる。N響との初共演は1978年5月の第752回定期公演で、以後海外でのコンサートを含む69公演を指揮。ショスタコーヴィチ《交響曲第11番「1905年」》などを演奏した2019年10月の第1921回定期公演は、一般投票によって選ばれる「最も心に残ったN響コンサート2019」で第1位となった。

 

指揮:下野竜也
Tatsuya Shimono, conductor

指揮:下野竜也
1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室に学ぶ。1996年、シエナのキジアーナ音楽院に留学し、オーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年、大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮研究員となり、朝比奈隆などの巨匠の下で研鑽を積んだ。1999年から2001年まで、文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーン国立演劇音楽大学に留学。2000年、東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位および齋藤秀雄賞を受賞、翌年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、以降精力的な活動を開始。ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ミラノ・ヴェルディ交響楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団など海外著名オーケストラに客演する一方、国内では読売日本交響楽団で正指揮者および首席客演指揮者、京都市交響楽団で常任客演指揮者および常任首席客演指揮者を歴任。2011年に広島ウインドオーケストラ音楽監督に、2017年には広島交響楽団の音楽総監督に就任した。N響を初めて指揮したのは2005年。以降定期的に共演を重ね、20世紀音楽などを取り入れた意欲的なプログラミングで注目を集める一方、最近ではシューマンやブラームスなどドイツ・ロマン派の交響曲にも取り組んでいる。

 

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
Paavo Järvi, conductor

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団首席指揮者として6年目のシーズンを迎えたパーヴォ・ヤルヴィは、2020年2月から3月にかけて、ロンドン、パリ、ウィーン、アムステルダム、ベルリンなど7か国9都市をめぐる、N響と2度目となるヨーロッパ公演を指揮し、現地の聴衆やメディアから前回に勝るとも劣らない称賛を受けた。さらに同年6月には英『グラモフォン』誌が主催する「グラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード2020」において、同ツアーや自身がN響を指揮した一連のレコーディングなどが高く評価され、N響が「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされるなど、N響の世界での存在感の向上に大きな役割を果たしている。
エストニアのタリン生まれ。現地で打楽器と指揮を学んだ後、アメリカのカーティス音楽院で研鑽を積み、バーンスタインにも師事。シンシナティ交響楽団音楽監督、hr交響楽団首席指揮者、パリ管弦楽団音楽監督などを歴任。現在は、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者、自身が創設したエストニア祝祭管弦楽団芸術監督などを務める。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの名門オーケストラにも客演し、現代を代表する指揮者のひとりとして、世界で活躍している。