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2021年2月22日

「NHK交響楽団4月公演」詳細決定

定期公演に代わる主催演奏会、「NHK交響楽団4月公演」の詳細を以下の通りお知らせします。

これまでNHKホールで行われてきた「土曜・夜」「日曜・午後」の公演(旧定期公演Aプログラム)は、同ホールの改修工事のため、2021年4月から6月まで、サントリーホールに会場を移して行います。日曜公演の開演時刻は1時間繰り上げ、2:00pmとさせていただきます(土曜公演は今まで通り6:00pm開演)。

また、発表を保留していた4/16(金)[東京芸術劇場]および4/21(水)、22(木)[サントリーホール]の開演時刻は、終演時刻を繰り上げるため、午後6時開演とさせていただきます(この段落、3/8更新)。

 

プログラム・日程

[サントリーホール]

※NHKホールの改修工事のため、土曜夜・日曜午後に行われていたNHKホールでの公演をサントリーホールに会場を移して行います

2021年4月10日(土)6:00pm 
2021年4月11日(日)2:00pm

「俊英指揮者 名歌手たちと盛り立てる 春たけなわの オペラティックな音楽会」

指揮:三ツ橋敬子
ソプラノ:森谷真理*
テノール:福井 敬**

モーツァルト/歌劇「魔笛」
─ 序曲、
─ タミーノのアリア「なんと美しい絵姿」**
─ パミーナのアリア「愛の喜びは露と消え」*

モーツァルト/歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
─ フィオルディリージとフェランドの二重唱「夫の腕の中に」* / **

モーツァルト/歌劇「イドメネオ」
─ バレエ音楽 K. 367から「パ・スル(1人の踊り)」
─ イドメネオのアリア「海の外なる胸の内の海は」**
─ エレットラのレチタティーヴォとアリア「ああ私の切望、怒り」~「血を分けたオレステよ」*

ヴェルディ/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」
─ バレエ音楽「春」

マスネ/歌劇「ウェルテル」
─ オシアンの歌(ウェルテルのアリア)「春風よ、なぜ私を目ざますのか」**

マスネ/歌劇「タイス」
─ 鏡の歌(タイスのアリア)「私を美しいと言っておくれ」*
─ 「タイスの冥想曲」

プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」
─ ピンカートンと蝶々夫人による愛の二重唱「夕暮れは迫り」* / **

 

[東京芸術劇場]
2021年4月16日(金)6:00pm 
2021年4月17日(土)2:00pm

※通常とは開演時刻が異なります

「衝撃の初共演から6か月― 古楽界の第一人者が再びN響に登場」

指揮:鈴木雅明
オーボエ:吉井瑞穂
ハイドン/交響曲 第95番 ハ短調 Hob. I-95
モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314
シューマン/交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」

 

[サントリーホール]
2021年4月21日(水)6:00pm 
2021年4月22日(木)6:00pm

※通常とは開演時刻が異なります

「情熱の人 大植英次 22年ぶりにN響の舞台に立つ」

指揮:大植英次
ピアノ:阪田知樹
グリーグ/2つの悲しい旋律 作品34 ─「胸の痛手」「春」
ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品35
シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43

 

料金

(全公演共通/全席指定/税込)

  S席 A席 B席 C席
一般 7,000円 5,800円 4,500円 3,500円
ユースチケット 3,500円 2,900円 2,250円 1,750円
一般
S席 7,000円 A席 5,800円 B席 4,500円 C席 3,500円
ユースチケット
S席 3,500円 A席 2,900円 B席 2,250円 C席 1,750円

 

発売開始日

[10、11日 サントリーホール]

先行発売:3月2日(火)11:00am
一般発売:3月4日(木)11:00am

[16、17日 東京芸術劇場/21、22日 サントリーホール](3/8更新)

先行発売:3月11日(木)11:00am
一般発売:3月16日(火)11:00am

※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。

 

●約2時間の公演となります(休憩20分あり)

●感染症予防対策のため、座席数を制限して販売いたします。
4/10・11(サントリーホール)
…前後左右に空席を設けた配置で販売いたします(900席程度)
4/16・17(東京芸術劇場)、21・22(サントリーホール)
…エリアによって一部座席の販売を制限いたします。なお、緊急事態宣言によるイベント開催制限等、今後の動向に合わせて収容率は調整いたします(この項、3/8更新)。

●今後の状況によっては、出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合があります。あらかじめご了承ください

●チケットのご購入・ご来場の際には、「感染症予防対策についてのご案内」を必ずお読みください

 


出演者について

指揮:三ツ橋敬子
Keiko Mitsuhashi, conductor

指揮:三ツ橋敬子
東京都出身。小澤征爾、小林研一郎、ジャンルイジ・ジェルメッティ、エルヴィン・アッツェル、ハンス・マルティン・シュナイト、湯浅勇治、松尾葉子、高階正光に師事。東京藝術大学及び同大学院修了。イタリアのキジアーナ音楽院で特別奨学金給付生として学び、最優秀学生に贈られる名誉ディプロマを授与された。2005年からはウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。翌年トスカーナ管弦楽団を指揮してヨーロッパ・デビューを果たし、2007年にはミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団でオペラ・デビュー。2008年、ペドロッティ国際指揮者コンクールで優勝。2009年より小澤征爾音楽塾とサイトウ・キネン・フェスティバル松本で小澤征爾のアシスタントを務め、2011年の小澤征爾音楽塾中国公演では、小澤征爾の代役として指揮。2010年、トスカニーニ国際指揮者コンクールで準優勝し、同コンクールで女性初の入賞者となる。2016年8月、「サントリーホール30周年記念 国際作曲委嘱作品再演シリーズ」で、タン・ドゥンと共に武満徹《ジェモー(双子座)》を指揮。2009年『ニューズウィーク日本版』で「世界が尊敬する日本人100人」に選出。2013年第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2016年から、神奈川県立音楽堂にて「三ツ橋敬子の夏休みオーケストラ!」がスタート。子供たちに多彩な音楽体験を届ける企画内容が好評を得ている。N響を指揮するのは今回が初めて。

 

指揮:鈴木雅明
Masaaki Suzuki, conductor

指揮:鈴木雅明
鈴木雅明に国際的な名声をもたらしたのは、まずそのバッハ演奏である。オルガンそしてチェンバロ奏者としてはもとより、1990年に結成した合唱団とピリオド楽器オーケストラからなる、「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」との活動は、1995年から18年がかりで完結した教会カンタータ全曲演奏および録音という壮挙をはじめ、多くの実りを現代のバッハ演奏にもたらした。近年はBCJのほか海外のピリオド楽器オーケストラ、モダン楽器オーケストラとの共演も多く、ハイドンからマーラー、ストラヴィンスキーに至る幅広いレパートリーに新鮮なアプローチを聴かせている。これまでにニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、デンマーク国立交響楽団、ベルリン・ドイツ管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などに客演。東京藝術大学作曲科および同大学院オルガン専攻で学び、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でトン・コープマンらに師事。東京藝術大学古楽科設立に携わり、2010年まで20年にわたり指導した。2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、2011年紫綬褒章、2013年サントリー音楽賞(バッハ・コレギウム・ジャパンと共に)など受賞多数。2020年10月、N響の舞台に初めて立ち、ハイドン/モーツァルトからシューベルト/ベルワルドを経て、武満徹に至るまで、多彩なプログラムを指揮した。(矢澤孝樹/音楽評論家)

 

指揮:大植英次
Eiji Oue, conductor

指揮:大植英次
1956年広島生まれ。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1978年、当時ボストン交響楽団音楽監督を務めていた小澤征爾の招きにより、世界から俊英が集うタングルウッド音楽祭に初めて参加。同年ボストンのニューイングランド音楽院指揮科に入学。1980年にはタングルウッド音楽祭でクーセヴィツキー賞を受賞。この音楽祭で、師バーンスタインと出会い、以後師の世界各地の公演に同行する。1981年ザルツブルク・モーツァルテウム指揮者コンクールで第1位受賞。これまでにミネソタ管弦楽団およびグランド・ティートン音楽祭(ワイオミング州)の音楽監督、ハノーバー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者(現名誉指揮者)、バルセロナ交響楽団音楽監督などの重責を担う。2005年にはバイロイト音楽祭で《トリスタンとイゾルテ》を指揮した。国内では2003年から2012年まで、朝比奈隆の後任として大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督を務めた(現桂冠指揮者)。客演も活発に行い、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団など、世界最高峰のオーケストラと共演を繰り広げてきた。N響の指揮台に初めて立ったのは1999年のこと。今回、22年ぶりの共演となる。

 

ソプラノ:森谷真理
Mari Moriya, soprano

ソプラノ:森谷真理
栃木県小山市出身。武蔵野音楽大学声楽科を経て、同大学院声楽専攻を首席で修了。その後、ニューヨークのマネス音楽院プロフェッショナル・スタディーズ・コースを修了。ヴェロニカ・ダン国際声楽コンクールおよびチャールズ・A.リーナム声楽コンクールで優勝するなど、受賞歴多数。フロリダ州のパーム・ビーチ・オペラでデビューし、以後欧米の主要歌劇場で、バロックから同時代の作品まで、幅広いレパートリーを歌う。2006年には《魔笛》夜の女王役で、メトロポリタン歌劇場(レヴァイン指揮)に初出演。2010年から2014年まで、オーストリア・リンツ州立劇場の専属歌手として活躍。2014年にびわ湖ホールの《リゴレット》ジルダ役で日本デビューしてからは、全国各地のオペラ・プロダクションに参加し、国内の主要オーケストラと共演を重ねるなど、活躍の場を国内にも広げている。2019年には「天皇陛下御即位を祝う国民祭典」で《君が代》を歌った。輝かしさと深みを兼ね備えた声と確かな歌唱技術で際立つ、今日本でもっとも注目を集めるソプラノ歌手の1人。二期会会員。N響との共演は今回が初めて。

 

テノール:福井 敬
Kei Fukui, tenor

テノール:福井 敬
岩手県奥州市出身。国立音楽大学および同大学院修了。文化庁在外派遣等によりイタリアで学ぶ。イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞(第1位)、芸術選奨文部大臣賞新人賞、五島記念文化賞オペラ新人賞、ジロー・オペラ新人賞及びオペラ賞、出光音楽賞、エクソンモービル音楽賞本賞など受賞多数。2015年には《ドン・カルロ》での優れた歌唱、演技により第65回芸術選奨文部科学大臣賞を与えられた。《ボエーム》ロドルフォ役でのデビュー以来、古典から現代、日本の作品まで、手掛けたオペラは60を超え、《フィデリオ》《ローエングリン》《ドン・カルロ》《オテロ》《カルメン》《サムソンとデリラ》などで主要キャストを担う。特に《トゥーランドット》カラフは当たり役として知られ、様々なプロダクションで演じている。コンサートの分野でも《第9》や宗教曲のソリストとして内外のオーケストラとも数多く共演している。N響の舞台に初めて立ったのは、若杉弘の指揮による1989年のオネゲル《オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」》。以後出演を重ね、「N響第9」への出演公演数は28を数える。二期会会員。

 

オーボエ:吉井瑞穂
Mizuho Yoshii, oboe

オーボエ:吉井瑞穂
神奈川県鎌倉市出身。東京藝術大学入学後に渡独し、カールスルーエ国立音楽大学を首席で卒業。日本音楽コンクール・オーボエ部門第1位をはじめ、コンクールでの受賞多数。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラやシュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団の首席を経て、2000年マーラー室内管弦楽団首席奏者に就任。アバドをはじめ(共演200回以上)、ヴァント、ラトル、ハイティンク、アーノンクール、ブーレーズ、ロト、ドゥダメルといった巨匠の指揮で演奏を重ね、ヨーロッパの主要オーケストラから数多く客演首席奏者として招かれている。ソロや室内楽でも精力的な活動を展開し、テツラフ弦楽四重奏団、アンスネス、フロストなどと共演。2007年にはザルツブルク・モーツァルト週間に協奏曲のソリストとして出演した。ルツェルン祝祭管弦楽団設立メンバー。東京藝術大学准教授。第49回JXTG音楽賞(現ENEOS音楽賞)奨励賞受賞。N響にも客演首席奏者としてたびたび出演し、パーヴォ・ヤルヴィ、エッシェンバッハらの指揮で演奏した。N響の舞台にソリストとして立つのは、今回が初めて。

 

ピアノ:阪田 知樹
Tomoki Sakata, piano

ピアノ:阪田 知樹
愛知県出身。東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学に入学。2013年、同大学在学中に、第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで最年少入賞。2014年よりハノーバー音楽演劇大学で学び、学士、修士課程を修了。現在同大学院ソリスト課程に在籍中。世界的ピアニストを輩出する「コモ湖国際ピアノアカデミー」に最年少で入学して以来、イタリアでも研鑽を積む。パウル・バドゥラ・スコダに10年にわたり学び、音楽理論・作曲を高橋千佳子、永冨正之、松本日之春に師事。2016年には、ハンガリーのフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールで第1位となり、国際的な注目を集める。これまでに20カ国で演奏し、各地の音楽祭への出演も多い。ラザレフ、スラットキン、バッティストーニらの著名な指揮者や、シュターツカペレ・ハレ、チェコ国立交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団などの国内外のオーケストラと共演を重ねてきた。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタル・デビュー。N響との共演は今回が初めてとなる。