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2021年1月14日

「NHK交響楽団2月公演」詳細決定

定期公演に代わる主催演奏会、「NHK交響楽団2月公演」の詳細を以下の通りお知らせします。

当初午後7時開演を予定しておりました東京芸術劇場1日目(2/12[金])、サントリーホール1日目(2/17[水])および2日目(2/18[木])は、緊急事態宣言に伴い終演時間を繰り上げるため、午後6時開演とさせていただきます。

 

プログラム・日程

[NHKホール]
2021年2月6日(土)6:00pm 7日(日)3:00pm

指揮:尾高忠明
チェロ:横坂 源
武満徹/3つの映画音楽
ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
シベリウス/交響曲 第1番 ホ短調 作品39

 

[東京芸術劇場]
2021年2月12日(金)6:00pm 13日(土)2:00pm

※通常とは開演時刻が異なります

指揮:熊倉 優
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
スメタナ/歌劇「売られた花嫁」─3つの舞曲
シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 作品35
ドヴォルザーク/交響曲 第6番 ニ長調 作品60

 

[サントリーホール]
2021年2月17日(水)6:00pm 18日(木)6:00pm

※通常とは開演時刻が異なります

指揮:下野竜也
ピアノ:清水和音
シューマン/序曲「メッシーナの花嫁」作品100
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」

 

料金

(全公演共通/全席指定)

  S席 A席 B席
一般 7,000円 5,500円 3,500円
ユースチケット 3,500円 2,750円 1,750円
(税込)

 

<2月公演限定 WEBセレクト3>[S席のみ/WEBチケットN響限定]
(2021年2月5日(金)11:59pmまで販売)
「NHK交響楽団 2⽉公演」6公演のうち、3公演以上まとめて購入すると、S席一般料金が20%割引となるお得なチケットです。

詳細

 

発売開始日

先行発売:1月19日(火)11:00am
一般発売:1月21日(木)11:00am

※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。

 

●約2時間の公演となります(休憩20分あり)

●感染症予防対策のため、座席数を制限し、前後左右に空席を設けた配置で販売いたします。
NHKホール…1600席程度。
東京芸術劇場/サントリーホール…900席程度。

●今後の状況によっては、出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合があります。あらかじめご了承ください

●チケットのご購入・ご来場の際には、「感染症予防対策についてのご案内」を必ずお読みください

 


2月公演 聴きどころ

[NHKホール]
指揮を務めるのは、正指揮者の尾高忠明。尾高自身が「すべて大好き」と愛着を示すシベリウスの交響曲から、情熱と歌心にあふれる《交響曲第1番》を取り上げます。また、その紹介に心血を注いできた武満徹の作品もピックアップ。尾高が「この作曲家の奥深さ、素敵さ、厳しさ、そして悲しみまでもが見事に表現された傑作」と称賛する、弦楽合奏のための《3つの映画音楽》を指揮します。さらに日本の若手世代を代表するチェリストの1人、横坂源がN響主催公演に初登場。20世紀のチェロのためのマスターピース、ショスタコーヴィチ《チェロ協奏曲第1番》で独奏を務めます。

 

[東京芸術劇場]
期待の若手指揮者、熊倉優が2020年11月に引き続き登場します。前回はメンデルスゾーンとシューマンを特集した本格的ドイツ・プログラムで好評を博しましたが、今回取り組むのは中欧(チェコ&ポーランド)の作品。ブラームスからの影響が色濃く滲むドヴォルザークの傑作、《交響曲第6番》での指揮に期待が高まります。公演前半ではドヴォルザークと同様、熱烈なブラームスの信奉者だったポーランドの作曲家、シマノフスキの《ヴァイオリン協奏曲第1番》を、ドイツの名ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの独奏でお届けします。

 

[サントリーホール]
指揮を務めるのは、下野竜也。2020年9月公演では、《交響曲第4番》などのシューマン作品の演奏で大きな反響を呼びましたが、今回はその続編とも言うべきコンサート。《序曲「メッシーナの花嫁」》と《交響曲第3番「ライン」》を取り上げます。ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第5番「皇帝」》でソロを務めるのは、N響と定期的に共演を重ねる名ピアニスト、清水和音です。意外にもN響が東京で行う演奏会で、清水が《皇帝》の独奏を披露するのは今回が初めてのこと。清水が不朽の名作でどのような演奏を繰り広げるのか、期待が高まります。

 


出演者について

指揮:尾高忠明
Tadaaki Otaka, conductor

指揮:尾高忠明1947年生まれ。桐朋学園大学で齋藤秀雄に師事。1970年、第2回民音指揮者コンクールで第2位入賞。1972年、オーストリア政府から奨学金を得てウィーン国立音楽大学に留学し、指揮をスワロフスキーに、オペラをシュパンナーゲルに学んだ。以後、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、読売日本交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ東京、メルボルン交響楽団、新国立劇場等で要職を担い、現在大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督などを務める。ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、ベルリン放送交響楽団、hr交響楽団など世界各地のオーケストラにも定期的に客演を重ねる。サントリー音楽賞、ウェールズ音楽演劇大学名誉会員、大英勲章CBE、英国エルガー協会エルガー・メダル、ウェールズ大学名誉博士号など受賞多数。指揮者デビューは、1971年、NHK交響楽団との放送収録。以後N響とは定期公演、全国各地での公演、放送収録など、様々な機会を通じて共演を重ね、2010年、正指揮者に就任。2012年には北京、天津、上海をめぐる中国ツアーを率いた。最近では、自身の曽祖父、渋沢栄一が主人公として描かれる2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』のテーマ音楽収録で指揮を担当した。2012年に有馬賞、2019年に日本放送協会放送文化賞を受賞。

 

指揮:熊倉 優
Masaru Kumakura, conductor

指揮:熊倉 優1992年東京生まれ。16歳で作曲を、大学入学時より指揮を始める。桐朋学園大学(作曲専攻)卒業および同研究科修了。指揮を梅田俊明、下野竜也に師事。2016年、第26回京都フランス音楽アカデミー最優秀賞(第1位)および第12回ドナウ国際指揮者コンクール第2位受賞。2018年には、第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第3位に入賞。2016年から2019年まで、NHK交響楽団首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィおよび、同団アシスタントとして定期公演等に携わり、2018年、「ほっとコンサート」でN響を初指揮。2020年7月にはコロナによる演奏活動休止後、N響にとって初めての演奏活動となった「希望のコンサート」(放送演奏)でベートーヴェン《交響曲第1番》などを指揮した。さらに同年、「NHK交響楽団11月公演」にて、メンデルスゾーンとシューマンの作品による、本格的なドイツ・プログラムを披露。これまで、N響の他にも、全国の主要オーケストラとも共演を重ね、シンフォニーをはじめ、オペラ、バレエの分野など幅広く活躍。また、欧州ではマスタークラスにおいて、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団、ノース・チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(テプリツェ)と共演。最近はコロナ禍において、海外からの来日指揮者の代役や配信公演にも携わり、次代を担う若手指揮者として注目を集めている。 2021年春以降は欧州に拠点を移して、研鑽と活動を予定している。

 

指揮:下野竜也
Tatsuya Shimono, conductor

指揮:下野竜也1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室に学ぶ。1996年、シエナのキジアーナ音楽院に留学し、オーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年、大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮研究員となり、朝比奈隆などの巨匠の下で研鑽を積んだ。1999年から2001年まで、文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーン国立演劇音楽大学に留学。2000年、東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位および齋藤秀雄賞を受賞、翌年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、以降精力的な活動を開始。ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ミラノ・ヴェルディ交響楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団など海外著名オーケストラに客演する一方、国内では読売日本交響楽団で正指揮者および首席客演指揮者、京都市交響楽団で常任客演指揮者および常任首席客演指揮者を歴任。2011年に広島ウインドオーケストラ音楽監督に、2017年には広島交響楽団の音楽総監督に就任した。N響を初めて指揮したのは2005年。以降定期的に共演を重ね、20世紀音楽などを取り入れた意欲的なプログラミングで注目を集める一方、直近の2020年9月の共演では、シューマン《交響曲第4番》などで味わい深い演奏を聴かせ、大きな賞賛が寄せられた。

 

チェロ:横坂 源
Gen Yokosaka, cello

チェロ:横坂 源1986年生まれ。1999年10月、13歳で東京交響楽団とサン・サーンス《チェロ協奏曲第1番》を演奏してデビュー。2002年、チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールで最年少優勝(15歳)。桐朋学園女子高等学校(男女共学)を卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学およびフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。2009年5月には全ドイツ学生音楽コンクール で第1位(室内楽)を、2010年9月にはミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞し、その後国際的なチェリストとしてのキャリアを本格化させる。バイエルン放送交響楽団をはじめ主要なオーケストラと共演を重ね、小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶などの指揮者と協奏曲を演奏。 鷲尾勝郎、毛利伯郎、 ジャン・ギアン・ケラスの各氏に師事。ダーヴィド・ゲリンガス、ジャン・ワンなどのマスタークラスを受ける。N響との共演は2009年、2012年、2013年に引き続き4回目。今回N響が主催する公演には初めての出演となる。

 

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
Isabelle Faust, violin

ヴァイオリン:イザベル・ファウストドイツ南西部のエスリンゲン生まれ。若くしてレオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクールおよびパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、一躍世界の注目を集める。これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、フライブルク・バロック管弦楽団などのオーケストラ、クラウディオ・アバド、ジョヴァンニ・アントニーニ、フランス・ブリュッヘン、ジョン・エリオット・ガーディナー、ベルナルト・ハイティンク、ダニエル・ハーディングなどの指揮者と共演している。バロックから現代に至るまで、幅広い時代にわたるレパートリーを、個々の作品に応じたスタイルと楽器、そして現代の知見に基づいて演奏することを信条とし、その知性に裏付けられた解釈で聴衆を魅了する。レコーディングも数多く、バッハ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』や『ベートーヴェン&ベルク:ヴァイオリン協奏曲集』は名盤として親しまれている。N響の舞台への初登場は2012年で、プロコフィエフ《ヴァイオリン協奏曲第1番》を披露した。今回で2度目の共演

 

ピアノ:清水和音
Kazune Shimizu, piano

ピアノ:清水和音東京生まれ。スイスのジュネーヴ音楽院でルイ・ヒルトブランに師事。1981年、20歳でパリのロン・ティボー国際コンクール・ピアノ部門で優勝し、あわせてリサイタル賞を受賞する。1982年、デビュー・リサイタルを開催。1983年、第9回日本ショパン協会賞を受賞。同年「プラハの春音楽祭」にて、プラハ室内管弦楽団と共演。この成功により1984年、ブラティスラヴァ音楽祭のオープニングに、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして招かれる。また同年、ミュンヘンの名門ホール、ヘラクレス・ザールでリサイタルを行った。これまでにロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団、ノセダ&ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団など、国内外の主要オーケストラに定期的に登場。室内楽でも盛んに活動を行っている。N響の舞台に初めて出演したのは、1982年の「若い芽のコンサート」でのこと。以後、定期公演や全国各地の演奏会で、50回以上にわたり共演。ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラフマニノフなどの協奏曲で、確かな技術に裏打ちされた、表現力に富んだソロを披露してきた。