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2020年10月30日

「NHK交響楽団12月公演」詳細決定

定期公演に代わる新たな主催演奏会、「NHK交響楽団12月公演」の詳細を以下の通りお知らせします。

NHKホールとサントリーホールの指揮は井上道義。近年N響と充実した演奏を繰り広げ、ショスタコーヴィチ《交響曲第11番》などを演奏した2019年10月定期公演は、一般投票によって選ばれる「最も心に残ったN響コンサート2019」で第1位になりました。今回はチャイコフスキーとショスタコーヴィチの交響曲、プロコフィエフのバレエ音楽、そして伊福部昭と、ロシアと日本の作品に取り組みます。伊福部昭《ピアノと管弦楽のための「リトミカ・オスティナータ」》でソリストを務めるのは、モスクワ音楽院大学院で学びながら国内外で活躍する気鋭、松田華音です。

東京芸術劇場公演の指揮はN響主催公演に久々の登場となる、秋山和慶です。生誕250年を記念したオール・ベートーヴェン・プログラムで、この大ベテランとN響がどのような演奏を繰り広げるか、注目が集まります。《ヴァイオリン協奏曲》のソリストは、1990年、史上最年少でチャイコフスキー国際コンクールに優勝し、N響でも数々の名演をのこしてきた、諏訪内晶子です。

 

プログラム・日程

[NHKホール]
12月5日(土)6:00pm 6日(日)3:00pm

指揮:井上道義
ピアノ:松⽥華⾳
ショスタコーヴィチ/交響曲 第1番 ヘ短調 作品10
伊福部 昭/ピアノと管弦楽のための「リトミカ・オスティナータ」
伊福部 昭/⽇本狂詩曲

 

[東京芸術劇場]
12月11日(金)7:00pm 12日(土)2:00pm

指揮:秋⼭和慶
ヴァイオリン:諏訪内晶⼦
―ベートーヴェン生誕250年—
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ベートーヴェン(マーラー編)/弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」(弦楽合奏版)
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ⻑調 作品61

 

[サントリーホール]
12月16日(水)7:00pm 17日(木)7:00pm

指揮:井上道義
プロコフィエフ/バレエ⾳楽「シンデレラ」作品87(抜粋)
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

 

料金

NHKホール(全席指定)
一般:S 7,800円 A 5,800円 B 3,600円
ユースチケット(25歳以下):S 3,900円 A 2,900円 B 1,800円

東京芸術劇場/サントリーホール(全席指定)
一般:S 7,800円 A 6,300円 B 4,800円 C 3,600円
ユースチケット(25歳以下):S 3,900円 A 3,150円 B 2,400円 C 1,800円

<12月公演限定 WEBセレクト3>[S席のみ/WEBチケットN響限定]
(2020年12月4日(金)23:59まで販売)
「NHK交響楽団 12⽉公演」6公演のうち、3公演以上まとめて購入すると、S席一般料金が20%割引となるお得なチケットです。

 

発売開始日

先行発売:11月5日(木)11:00am
一般発売:11月11日(水)11:00am

※前売所、お問い合わせ先等については、各公演のページでご覧ください。

 

●約2時間の公演となります(休憩20分あり)

●NHKホールでの公演は、感染症予防対策のため、座席間隔を十分に取った上で、座席を販売いたします(1600席程度)。

●東京芸術劇場とサントリーホールでの公演は、販売開始時は座席数を制限して販売いたします(1000席程度)。なお、会場収容率の制限緩和がこのまま続いた場合、座席の追加販売を行う可能性があります。詳細は、決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。

●今後の状況によっては、出演者や曲目等が変更となる場合や、公演が中止となる場合があります。あらかじめご了承ください

●チケットのご購入・ご来場の際には、「感染症予防対策についてのご案内」を必ずお読みください

 


出演者について

指揮:井上道義
Michiyoshi Inoue, conductor

指揮:井上道義1946年東京生まれ。桐朋学園大学で齋藤秀雄に師事。1971年、ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクールで優勝し、以後国内外で活躍。シカゴ交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、レニングラード交響楽団、ベネズエラ・シモン・ボリバルなど海外の著名なオーケストラと共演を重ね、ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者を務めた。また国内では新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督(現桂冠指揮者)を歴任。2007年には日露5つのオーケストラとの「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を完遂し、2017年には同プロジェクトの録音がCD化された。2014年4月、病に倒れるが、同年10月、N響とのブルックナー《交響曲第9番》で復帰を遂げる。N響との初共演は1978年5月の第752回定期公演で、以後海外でのコンサートを含む65公演を指揮。ショスタコーヴィチ《交響曲第11番「1905年」》などを演奏した2019年10月の第1921回定期公演は、一般投票によって選ばれる「最も心に残ったN響コンサート2019」で第1位となった。

 

指揮:秋山和慶
Kazuyoshi Akiyama, conductor

指揮:秋山和慶1941年生まれ。齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、バンクーバー交響楽団音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団の首席指揮者なども歴任。サンフランシスコ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団などに客演している。現在中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者、日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者。N響との縁も深く初共演は1971年に遡る。以後定期公演21回を含む約150回のコンサートを指揮し、モーツァルト、ベートーヴェンから近現代作品まで多彩な作品を披露。また全国各地でのN響公演の指揮を務めたのに加え、大河ドラマのテーマ曲をはじめ、放送収録でも数多くN響を指揮し、オーケストラ音楽の魅力を広く伝えてきた。

 

ピアノ:松田華音
Kanon Matsuda, piano

ピアノ:松田華音⾹川県⾼松市⽣まれ。4歳でピアノをはじめる。 6歳でモスクワに渡り、翌年ロシア最⾼峰の名⾨⾳楽学校、モスクワ市⽴グネーシン記念中等(⾼等)⾳楽専⾨学校ピアノ科に第1位で⼊学。 2004年エドヴァルト・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)でグランプリを受賞したのはじめ、多くのコンクールで優勝を果たす。2011年12⽉、国⽴アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より「スクリャービン奨学⽣」に選ばれる。 2013年2⽉、モスクワ市⽴グネーシン記念中等(⾼等)⾳楽専⾨学校で外国⼈初の最優秀⽣徒賞を受賞。翌年同校を⾸席で卒業。同年9⽉、モスクワ⾳楽院に⽇本⼈初となるロシア政府特別奨学⽣として⼊学し、2019年6⽉⾸席で卒業した。グネーシン、モスクワ⾳楽院共に、ロシアで成績優秀者に贈られる「⾚の卒業証書」を授与された。現在、モスクワ⾳楽院⼤学院に在学中。 2014年メジャー・レーベルよりCDデビューを果たした。N響との初共演は2018年11⽉。今回が3回目の共演となる。

 

ヴァイオリン:諏訪内晶子
Akiko Suwanai, violin

ヴァイオリン:諏訪内晶子桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院及びコロンビア大学で学び、同音楽院修士課程修了。ベルリン芸術大学でも学んだ。1990年、史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、サヴァリッシュ、ゲルギエフらの指揮で、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロンドン交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など国内外の主要オーケストラと共演。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。N響とは1989年以来、数多く共演を重ねている。近年では2015年北京公演のソリストを務めたほか、今年2020年にリリースされたパーヴォ・ヤルヴィ指揮「武満徹:管弦楽曲集」でソロを披露した。使用楽器は、日本にルーツをもつ米国在住のDr.Ryuji Uenoより長期貸与された1732年製作のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」。