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2020年7月6日

7月中旬の活動再開に向けて、試演会を実施

先日、7月17日(金)に行う無観客の演奏会(FM生放送を実施)で、NHK交響楽団は演奏活動を再開することをお伝えしましたが、この演奏会にむけて、7月3日(金)にNHKホールで試演会を行いました。

 

これは新型コロナウイルス感染拡大を予防するために求められる舞台上およびバックステージでの安全対策、演奏者どうしの適切な間隔(弦楽器:1.5m、管楽器:2mなど)を確保したオーケストラ配置などを検証するために実施されたもの。感染症対策の専門家(縣 智香子氏/東京都看護協会 新型コロナ対策プロジェクト アドバイザー、NTT東日本関東病院 感染対策推進室 感染管理認定看護師)の立ち合い、指導のもと、楽器等の搬入出、バックステージでの動線確保、舞台上の安全など詳細にわたって確認が行われました。

左:楽屋口ではサーモグラフィーカメラによる検温が行われた 右:舞台上のセッティングでは、棒を用いて奏者間の間隔を確保

さらにステージ上には、N響のメンバーが3月上旬のヨーロッパ公演以来、4か月ぶりに会し、7月17日の指揮者、熊倉優氏の指揮で、同日の演奏曲ベートーヴェン《交響曲第1番》で様々な配置を試しました。

 

N響では、今回の検証に加え、7月中旬にクラシック音楽公演運営推進協議会によって行われる楽器演奏時や会場の客席における飛沫等の飛散についての本格的な検証実験に演奏者派遣などを通じて協力いたします。これらの取り組みを通じ、感染予防対策を徹底しながら、お客様、出演者、スタッフが安心してコンサートに来場、演奏できる環境づくりに努めてまいります。

 

ベートーヴェン《交響曲 第1番》で舞台上の配置を検証(指揮:熊倉 優)

[公演・番組情報]
7月17日(金)7:30pm~9:10pm
NHK-FM「ベスト オブ クラシック」
※無観客の演奏会をNHKホールから生放送
※テレビ収録も行われる予定です(放送予定未定)

 

モーツァルト/ディヴェルティメント 変ロ長調 K. 270(2本のオーボエ、2本のファゴット、2本のホルンのための)
ワーグナー/ジークフリートの牧歌
ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 作品21
指揮:熊倉 優
管弦楽:NHK交響楽団