Music Tomorrow 2021

2021年6月22日(火)開場 6:15pm 開演 7:00pm

東京オペラシティ コンサートホール アクセス 座席表

終了
  • ※約2時間弱の公演となります(休憩20分あり)。
  • ※感染症予防対策のため、エリアによって一部座席の販売を制限いたします。なお、国や都からのイベント開催制限等、今後の動向に合わせて収容率は調整いたします。
  • ※今後の状況によっては、出演者や曲目等が変更になる場合や、公演が中止となる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • ※開演直前は入口の混雑が予想されます。混雑を避けるため早めのご来場にご協力をお願いいたします。
  • ※ご来場の際には以下の感染症予防対策についてのご案内を必ずお読みください。
  • 【感染症予防対策についてのお客様へのお願い】
    https://www.nhkso.or.jp/news/20200710_2.html#1

    【出演者・スタッフの感染症予防対策について】
    https://www.nhkso.or.jp/news/20200710_2.html#2

  • 西村 朗/華開世界~オーケストラのための(2020)[NHK交響楽団委嘱作品・世界初演]
  • 間宮芳生/ピアノ協奏曲 第2番(1970)[第19回尾高賞受賞作品]
  • 細川俊夫/オーケストラのための「渦」(2019)[第68回尾高賞受賞作品]

※6:30pmより尾高賞授賞式・プレトークがございます

  • 指指揮:杉山洋一指揮:杉山洋一
    桐朋学園大学卒業。作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに、指揮をエミリオ・ポマリコ、岡部守弘に師事。作曲家として、ミラノ・ムジカ、ヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、国内外より多くの委嘱を受ける。代表作として、《大統領令に基づく打楽器奏者のための「壁」》、《チベット民謡による「馬」》、《女声と室内楽のための「杜甫二首」》、《ブリアート族シャーマンの旋律に基づく三味線と弦楽合奏のための「歩み」》、《「自画像」オーケストラのための》がある。
    また日欧で指揮者としても活躍しており、携わった主な劇場作品に『プロメテオ』、『ファルスタッフ』、『クラーネルグ』、『チョムスキーとの対話』、『碁の名人』、『大鴉』、『飛行する宙づりの時間』、『上司に対する賃上げ交渉の芸術と方法』、『盗まれた言葉』などがある。
    作曲家として、第13回佐治敬三賞、第2回一柳慧コンテンポラリー賞受賞。指揮者として、第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2010年サンマリノ共和国サンタアガタ騎士勲章受勲。
    ミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院教授。
     
  • ヴピアノ:吉川隆弘ピアノ:吉川隆弘
    兵庫県西宮市出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。大学院修了時にベーゼンドルファー賞受賞。1999年よりイタリア、ミラノ市在住。ミラノ・スカラ座アカデミーで3年間学ぶ。これまで志水英子、堀江孝子、辛島輝治、アニタ・ポリーニ(コルトー及びミケランジェリの高弟)に師事。
    2018年から2019年にかけてミラノ・スカラ座のバレエ公演「Petite mort」(振付:イリ・キリアン)に出演し、モーツァルトの《ピアノ協奏曲第21番》と《同第23番》の緩徐楽章を演奏(20公演)。
    2020年10月の浜離宮朝日ホールに於けるピアノリサイタル「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100周年を記念して」は、NHKに収録され、BS4KおよびBSプレミアム「クラシック倶楽部」、FM「ベストオブクラシック」にて放送された。
    高校3年時に第1回「文の甲子園」に参加。全国優勝を果たし、兵庫県より「のじぎく賞」、西宮市より「くすのき賞」受賞。
    農林水産大臣及び経済産業大臣より任命され2015年5月から10月にかけて開催されたミラノ万国博覧会日本館サポーターを務めた。
     

聴きどころ

自由を奪われた私たちが耳を傾けるべき3人の声

 コロナ禍によって昨年中止となったN響「Music Tomorrow」が再び開催されることになった。プログラムは第68回尾高賞受賞作品の細川俊夫《渦》(2019)とNHK交響楽団委嘱作品の西村朗《華開世界》(世界初演)、そして第19回尾高賞受賞作である間宮芳生《ピアノ協奏曲第2番》(1970、NHK委嘱作品)の3作品である。新旧2つの受賞作品が一夜の演奏会で聴けることは稀で、尾高賞に関して細川作品が4回、西村作品が5回、間宮作品が2回と、それぞれ受賞しており、歴代の尾高賞受賞曲の作曲者3人の作品が並ぶ形となった。
 細川俊夫の《渦》は二群のオーケストラを用いた作品で、この編成が陰陽の音宇宙を表象する。Es(ミ♭)の波動が内包する多彩な音世界が堆積、渦巻きながら生成変化していき、最後に静寂に満ちた光へと至る。西村朗の《華開世界》は、老梅の開花が世界全体に参与するという道元禅師の「華開世界起」(『正法眼蔵』)を読み替えた作品である。打楽器、ピアノなどを含む楽器グループが先導しながら流体的に生起しながら世界を色鮮やかに開いていくだろう。そして間宮の《ピアノ協奏曲第2番》はピアノ・ソロによる「希求の声(祈り)」で開始される。求めるためには戦う覚悟が不可欠であり、この内的主題はオーケストラとの格闘を経ながらさまざまに試されていく。当然、演奏には高度な技巧と精神集中が要求されるが、ミラノで活動している2人の日本人、ピアノ・ソロの吉川隆弘と、作曲家であり指揮者として活動する杉山洋一のN響初登壇も大きな話題のひとつである。3人の作曲家は異なる世界を見据えているが、「光、自然世界(悟り)、祈り」という3つのキーワードには、コロナ禍で自由を奪われたわれわれにとって、耳を傾けるべき大切な声が秘められている。

(三橋圭介音楽評論家)

作曲家プロフィール

作曲:西村朗作曲:西村 朗

大阪生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修了。アジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観等に強い関心を抱き、そこから導いたヘテロフォニーなどのコンセプトにより、多くの作品を発表。その作品は5回にわたり尾高賞を受賞している。エリーザベト王妃国際音楽コンクール、ダッラピッコラ作曲賞、京都音楽賞、サントリー音楽賞など多数受賞。アルディッティ弦楽四重奏団、クロノス・カルテットなど、海外からの委嘱も多く、日本を代表する作曲家のひとりとして活動中。現在、東京音楽大学教授。

作曲:西村朗作曲:間宮芳生

1929年生まれ。東京音楽学校(現・東京藝術大学)卒業。日本民謡の研究から独自の創作に至り、囃子言葉を用いた代表作の《合唱のためのコンポジション》シリーズ、《オーケストラのためのタブロー》シリーズや4曲のピアノ協奏曲、2曲のヴァイオリン協奏曲やチェロ協奏曲などをはじめとするオーケストラ作品のほか、代表作のオペラ《ニホンザル・スキトオリメ》、独奏曲、室内楽曲、吹奏楽、映画音楽など多岐にわたる創作活動を行っている。その作品はこれまでに尾高賞を2度受賞(1966、1971)。

作曲:細川俊夫作曲:細川俊夫

1955年広島生まれ。1976年から10年間ドイツに留学。ベルリン芸術大学でユン・イサン、フライブルク音楽大学でフーバーに師事。1980年ダルムシュタット夏期現代音楽講習会以降、ヨーロッパでの評価を確実にし、日本を代表する作曲家のひとりとして活躍。ザルツブルク音楽祭、ベルリン・フィルなどから作品を委嘱され、ゲルギエフ、ラトルらの指揮者によって演奏されている。2012年にはドイツ・バイエルン芸術アカデミー会員に選出。その作品が尾高賞を受賞するのは2014年に続き4度目となる。

チケット情報チケット購入・空席照会

発売開始日
2021年5月11日(火)11:00am [先行発売日:5月6日(木)11:00am]

  S席 A席 B席
一般 3,500円 2,500円 1,500円
WEBチケットN響 特別料金 3,000円 2,000円 1,000円
(税込)
座席表
  • ※先行発売は、2020-21シーズン定期会員券の継続手続きをされた方を対象に行います。
     お取り扱いはWEBチケットN響およびN響ガイドのみです。
  • ※東京オペラシティArts友の会先行発売(5月7日[金]10:00am)の取り扱いは東京オペラシティ チケットセンターのみ。
  • ※東京オペラシティ チケットセンターでの一般発売は、5月12日(水)10:00より行います。
  • ※車いす席についてはN響ガイドにお問い合わせください。
  • ※N響ガイドでのお申し込みは、公演日の1営業日前までとなります。
    ※会場での当日券販売は行いません。公演当日に残席がある場合はWEBチケットN響でのみ販売いたします。
  • ※未就学児の入場はお断りしています。

お問い合わせ・お申し込み:

N響ガイド TEL:03-5793-8161
WEBチケットN響

営業時間
その他の前売所

主催:NHK / NHK交響楽団

共催:公益財団法人東京オペラシティ文化財団

助成:芸術文化振興基金/公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団/公益財団法人アフィニス文化財団/
公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション
芸術文化振興基金助成事業公益財団法人アフィニス文化財団公益財団法人ロームミュージックファンデーション

  • ※曲目・出演者・曲順等の変更の場合があります。あらかじめご了承ください。