NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2018年2月6日

聴きどころ:4-6月定期公演

左から、ヘルベルト・ブロムシュテット(4月)、パーヴォ・ヤルヴィ(5月)、ウラディーミル・アシュケナージ(6月A・C)、尾高忠明(6月B)

左から、ヘルベルト・ブロムシュテット(4月)、パーヴォ・ヤルヴィ(5月)、ウラディーミル・アシュケナージ(6月A・C)、尾高忠明(6月B)

 

Aプログラム

 

アシュケナージによるドビュッシー没後100年のプログラム

桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは、スウェーデン人の両親のもとアメリカ合衆国で生まれました。4月定期では、マエストロのルーツであるスウェーデンの作曲家ベルワルド《交響曲第3番「風変わりな交響曲」》を採り上げます。これまでN響でベルワルドの作品が演奏されたのは、ブロムシュテット指揮、1991年3月定期の《交響曲第4番》のみです。また、彼は後半のベルリオーズ《幻想交響曲》も、N響ではじめて指揮します。5月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。前半のベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》では、ドイツの名ヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフをソリストに迎えます。テツラフは1993年4月定期以来、2006年に次いで今回で5回目の登場となります。後半は、シベリウス《交響詩「4つの伝説」》。パーヴォは、祖国エストニアと地理的に近い北欧の作曲家も積極的に採り上げ、高く評価されていますので楽しみです。6月定期は、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージによるドビュッシー没後100年のプログラムです。1940年、日本の紀元2600年祝典曲の1曲として作曲されたイベール《祝典序曲》に続いて、ドビュッシーの作品が演奏されます。《ピアノと管弦楽のための幻想曲》のソリストは、フランスのジャン・エフラム・バヴゼ。「ドビュッシー・ピアノ作品全集」をリリースしている実力派です。後半は、ドビュッシーの代表作《牧神の午後への前奏曲》と《交響詩「海」》です。

 

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Bプログラム

 

N響指揮者陣がお贈りする、ベートーヴェン、ストラヴィンスキー、ロシア・プログラム

桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは、2015年9月定期からベートーヴェンの交響曲チクルスをスタートさせ、《第1番》《第2番》《第3番》、2016年末に《第9番》を演奏しました。2018年に91歳を迎えるとは思えないエネルギッシュな指揮ぶりから繰り広げられる引き締まった演奏は、多くの聴衆を魅了しています。4月定期での《第8番》と《第7番》もご期待ください。5月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィによるストラヴィンスキー・プログラム。幅広いレパートリーをもつパーヴォは、これまでN響でブルックナーやマーラー、R.シュトラウスなどドイツ語圏の作曲家、ロシア音楽、北欧音楽、武満作品を指揮してきましたが、今回ストラヴィンスキーの作品をはじめて採り上げます。3曲とも、アメリカで初演するために作曲された作品で、バランシンが振付したことでも知られています。バレエ音楽《ミューズの神を率いるアポロ》と《カルタ遊び》は2曲ともアメリカ移住前の作品ですが、アメリカの団体からの委嘱で作曲されました。6月定期は、正指揮者の尾高忠明によるロシア・プログラム。20世紀ロシアを代表する作曲家のひとり、シュニトケの大作《チェロ協奏曲第1番》は感情表出するような激しい音楽で、難曲として知られています。ソリストはイタリアの名手マリオ・ブルネロです。後半は、チャイコフスキー《交響曲第5番》。ロマンティックな音楽をお楽しみください

 

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Cプログラム

 

ブロムシュテットのベートーヴェン交響曲チクルスで、ピレシュが26年ぶりに登場

4月定期は、桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットによるベートーヴェン交響曲チクルス。《ピアノ協奏曲第4番》のソリストは、ポルトガル出身の名ピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュ。1983年1月定期と1992年11月定期では、いずれもモーツァルトのピアノ協奏曲でしたが、26年ぶりの共演で、ピレシュの奏でるベートーヴェンの美しい音楽をご堪能ください。5月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。祖国エストニアの作曲家トルミス《序曲第2番》に続いて、ショスタコーヴィチ《ピアノ協奏曲第2番》。ソリストは、ロシアの巨匠アレクサンドル・トラーゼです。ロシア作品の演奏で絶大な評価を得ているトラーゼの、迫力ある演奏が繰り広げられることでしょう。後半は、ブルックナー《交響曲第1番》を指揮します。6月定期は、桂冠指揮者アシュケナージ。メンデルスゾーンが14歳のときに作曲した《ヴァイオリンとピアノのための協奏曲》を、庄司紗矢香とヴィキンガー・オラフソンをソリストに迎えてお贈りします。アイスランド生まれのオラフソンは、バロックから現代まで幅広いレパートリーをもつピアニストとして注目されています。庄司とオラフソンとはすでに共演経験があるので、息の合った演奏を聴かせてくれることでしょう。後半は、20世紀前半のハンガリーの作曲家コダーイと、チェコの作曲家ヤナーチェクの作品をお贈りします。

 

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