NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2017年10月4日

聴きどころ:12-2月定期公演

左から、シャルル・デュトワ(12月)、ピーター・ウンジャン(1月A)、ダーヴィト・アフカム(1月B)、広上淳一(1月C)、パーヴォ・ヤルヴィ(2月)

左から、シャルル・デュトワ(12月)、ピーター・ウンジャン(1月A)、ダーヴィト・アフカム(1月B)、広上淳一(1月C)、パーヴォ・ヤルヴィ(2月)

 

Aプログラム

 

デュトワがお贈りするラヴェル没後80年のプログラム

名誉音楽監督シャルル・デュトワとN響との関係は、今年で30年を迎えます。その長い歴史のなかで、デュトワはフランス音楽のレパートリーでN響の新たなサウンドを築き上げました。20世紀前半のフランスを代表する作曲家ラヴェル没後80年を迎える今年、デュトワが12月定期でラヴェル・プログラムを採り上げます。《左手のためのピアノ協奏曲》のソリストは、フランスの名手ピエール・ロラン・エマール。1月定期は、2013年4月定期でN響に初登場したカナダ生まれの指揮者ピーター・ウンジャン。かつて東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍したウンジャンは、1995年から指揮者としてのキャリアを歩んでいます。注目は、アメリカの作曲家ジョン・アダムズ《アブソリュート・ジェスト》(日本初演)。弦楽四重奏とオーケストラのためのこの作品では、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲や《交響曲第9番》などの断片が次々と現れます。この作品を世界初演したセント・ローレンス弦楽四重奏団との共演でお楽しみください。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。パーヴォは、マーラーの交響曲を2015年2月定期で《第1番「巨人」》、10月定期で《第2番「復活」》、2016年9月にN響創立90周年記念として《第8番「一千人の交響曲」》、そして10月に《第3番》、2017年2月に《第6番「悲劇的」》を指揮しています。《第7番「夜の歌」》でも、充実した演奏を聴かせてくれることでしょう。

 

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Bプログラム

 

話題のドイツの若手指揮者アフカムがN響初登場!

毎年夏にヨーロッパで開催される音楽祭のなかでも、とりわけ人気のあるザルツブルク音楽祭。N響は2013年、この音楽祭に名誉音楽監督シャルル・デュトワの指揮で出演、細川俊夫《嘆き》を世界初演しました。その時ソリストを務めたアンナ・プロハスカとともに、この作品を12月定期でお贈りします。1月定期にはドイツの若手指揮者ダーヴィト・アフカムがN響に初登場、R.シュトラウスを中心としたプログラムを指揮します。2010年にザルツブルク音楽祭の「ヤング・コンダクターズ・アワード」を受賞して同音楽祭にデビュー、現在、スペイン国立管弦楽団首席指揮者を務めています。2016年2月のシュターツカペレ・ベルリン来日公演でダニエル・バレンボイムと共に同行、指揮をしています。モーツァルト《ピアノ協奏曲第20番》では、日本を代表するピアニスト、小山実稚恵と共演します。ウィーンを舞台にした《歌劇「ばらの騎士」組曲》の後には、ウィンナ・ワルツを意識して作曲されたラヴェル《ラ・ヴァルス》が演奏されます。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。前半は武満徹の作品。《ノスタルジア》、《遠い呼び声の彼方へ!》では、2017年2月定期でも共演した諏訪内晶子をソリストに迎えます。後半はワーグナー《楽劇「ニーベルングの指環」》から、オーケストラが活躍するシーンを集めました。パーヴォが、N響でワーグナーをどのように聴かせてくれるのでしょうか。ご期待下さい。

 

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Cプログラム

 

3人のマエストロが人気ソリストと共演

ストラヴィンスキー《火の鳥》が演奏される場合、たいていは1919年の組曲版、または1945年の組曲版です。1910年の全曲版が演奏されたのは、N響でも2回だけ。1回は1990年1月定期でのエサ・ペッカ・サロネン、もう1回が2002年9月定期での名誉音楽監督シャルル・デュトワです。12月定期で、デュトワは15年ぶりに全曲版を演奏します。サン・サーンス《ピアノ協奏曲第5番》のソリストは、フランスの名ピアニスト、ジャン・イヴ・ティボーデ。N響とは1980年に初共演して以来、6回目の共演となります。1月定期は、日本を代表する指揮者のひとり広上淳一。N響にもたびたび客演していますが、定期には2015年9月ぶりとなります。プログラムは、生誕100年を迎えるバーンスタインと彼が指揮者として得意としたショスタコーヴィチの作品。バーンスタイン《セレナード》では、CMやテレビ番組でもお馴染みのヴァイオリニスト五嶋龍を迎えます。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィによるフランス・プログラムです。サン・サーンス《ヴァイオリン協奏曲第3番》のソリストは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務める樫本大進です。フォーレの傑作《レクイエム》は、日本を代表する実力派ソプラノ市原愛とサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でもこの曲のソリストを務めたアンドレ・シュエンとともに、お贈りします。

 

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