NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2017年6月29日

聴きどころ:2017/18シーズン 定期公演Cプログラム

Autumn Season 9・10・11月

 

左からパーヴォ・ヤルヴィ、クリストフ・エッシェンバッハ、トゥガン・ソヒエフ

左からパーヴォ・ヤルヴィ、クリストフ・エッシェンバッハ、トゥガン・ソヒエフ

 

パーヴォ・ヤルヴィとソヒエフがロシア・プログラムで競演

9月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィによるロシア・プログラム。ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第4番》では、2010年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍注目を集めたデニス・コジュヒンを迎えます。ロシア・ピアニズムを継承し、ピアノを鳴り響かせて、ダイナミックな演奏をします。後半はラフマニノフより1歳年上のスクリャービン《交響曲第2番》。演奏される機会の少ない作品ですが、ロマンティックな音楽です。10月定期には、ドイツの巨匠クリストフ・エッシェンバッハが定期に初登場します。Bプロではブラームス《交響曲第1番》を、Cプロでは《第2番》と《第3番》をお贈りします。エッシェンバッハの円熟の指揮で、ブラームスの世界をご堪能ください。11月定期は、3シーズン連続でN響の指揮台に立つトゥガン・ソヒエフ。現在、トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団音楽監督とボリショイ歌劇場音楽監督兼首席指揮者を務める一方で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演しています。《オラトリオ「イワン雷帝」》は、プロコフィエフが映画監督エイゼンシテインの映画作品のために書いた音楽をスタセヴィチがオラトリオとしてまとめたものです。ソヒエフが、2016年まで首席指揮者を務めたベルリン・ドイツ交響楽団と録音もしているので、N響での演奏も楽しみです。ナレーションは、歌舞伎俳優としてだけでなく、多方面に活躍する片岡愛之助です。

 

9-11月定期公演Cプログラムのコンサート情報を見る

 

Winter Season 12・1・2月

 

左からシャルル・デュトワ、広上淳一、パーヴォ・ヤルヴィ

左からシャルル・デュトワ、広上淳一、パーヴォ・ヤルヴィ

 

3人のマエストロが人気ソリストと共演

ストラヴィンスキー《火の鳥》が演奏される場合、たいていは1919年の組曲版、または1945年の組曲版です。1910年の全曲版が演奏されたのは、N響でも2回だけ。1回は1990年1月定期でのエサ・ペッカ・サロネン、もう1回が2002年9月定期での名誉音楽監督シャルル・デュトワです。12月定期で、デュトワは15年ぶりに全曲版を演奏します。サン・サーンス《ピアノ協奏曲第5番》のソリストは、フランスの名ピアニスト、ジャン・イヴ・ティボーデ。N響とは1980年に初共演して以来、6回目の共演となります。1月定期は、日本を代表する指揮者のひとり広上淳一。N響にもたびたび客演していますが、定期には2015年9月ぶりとなります。プログラムは、生誕100年を迎えるバーンスタインと彼が指揮者として得意としたショスタコーヴィチの作品。バーンスタイン《セレナード》では、CMやテレビ番組でもお馴染みのヴァイオリニスト五嶋龍を迎えます。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィによるフランス・プログラムです。サン・サーンス《ヴァイオリン協奏曲第3番》のソリストは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務める樫本大進です。フォーレの傑作《レクイエム》は、日本を代表する実力派ソプラノ市原愛とサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でもこの曲のソリストを務めたアンドレ・シュエンとともに、お贈りします。

 

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Spring Season 4・5・6月

 

左からヘルベルト・ブロムシュテット、パーヴォ・ヤルヴィ、ウラディーミル・アシュケナージ

左からヘルベルト・ブロムシュテット、パーヴォ・ヤルヴィ、ウラディーミル・アシュケナージ

 

ブロムシュテットのベートーヴェン交響曲チクルスで、ピレシュが26年ぶりに登場

4月定期は、桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットによるベートーヴェン交響曲チクルス。《ピアノ協奏曲第4番》のソリストは、ポルトガル出身の名ピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュ。1983年1月定期と1992年11月定期では、いずれもモーツァルトのピアノ協奏曲でしたが、26年ぶりの共演で、ピレシュの奏でるベートーヴェンの美しい音楽をご堪能ください。5月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。祖国エストニアの作曲家トルミス《序曲第2番》に続いて、ショスタコーヴィチ《ピアノ協奏曲第2番》。ソリストは、ロシアの巨匠アレクサンドル・トラーゼです。ロシア作品の演奏で絶大な評価を得ているトラーゼの、迫力ある演奏が繰り広げられることでしょう。後半は、ブルックナー《交響曲第1番》を指揮します。6月定期は、桂冠指揮者アシュケナージ。メンデルスゾーンが14歳のときに作曲した《ヴァイオリンとピアノのための協奏曲》を、庄司紗矢香とヴィキンガー・オラフソンをソリストに迎えてお贈りします。アイスランド生まれのオラフソンは、バロックから現代まで幅広いレパートリーをもつピアニストとして注目されています。庄司とオラフソンとはすでに共演経験があるので、息の合った演奏を聴かせてくれることでしょう。後半は、20世紀前半のハンガリーの作曲家コダーイと、チェコの作曲家ヤナーチェクの作品をお贈りします。

 

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