NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2017年6月29日

聴きどころ:2017/18シーズン 定期公演Bプログラム

Autumn Season 9・10・11月

 

左からパーヴォ・ヤルヴィ、クリストフ・エッシェンバッハ、トゥガン・ソヒエフ

左からパーヴォ・ヤルヴィ、クリストフ・エッシェンバッハ、トゥガン・ソヒエフ

 

ドイツの巨匠エッシェンバッハが定期に初登場!

パーヴォ・ヤルヴィは、2015年10月定期の首席指揮者就任記念でバルトーク《管弦楽のための協奏曲》を指揮しましたが、9月定期は、自ら「最も得意とする作曲家のひとり」と語るバルトーク作品によるプログラムです。ハンガリーの作曲家バルトークは、20世紀初頭に、当時出回ったばかりのろう管録音機で東ヨーロッパを中心に民俗音楽を収集・分析し、自作に採り入れました。6曲からなる《舞踊組曲》もそうした曲のひとつです。この曲を挟んでいるのが、スイスの指揮者で20世紀の音楽界に多大な影響を与えたパウル・ザッハーの委嘱で、作曲された《弦楽のためのディヴェルティメント》と《弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽》です。10月定期は、ドイツの巨匠クリストフ・エッシェンバッハ。ヒューストン交響楽団音楽監督、北ドイツ放送交響楽団首席指揮者、フィラデルフィア管弦楽団およびパリ管弦楽団音楽監督を歴任しました。ブラームス《交響曲第4番》《交響曲第1番》を指揮します。11月定期は、ロシアの指揮者トゥガン・ソヒエフです。これまでもロシアもので数々の素晴らしい演奏を聴かせてくれました。今回はすべてプロコフィエフ作品。期待が高まります。

 

9-11月定期公演Bプログラムのコンサート情報を見る

 

Winter Season 12・1・2月

 

左からシャルル・デュトワ、ダーヴィト・アフカム、パーヴォ・ヤルヴィ

左からシャルル・デュトワ、ダーヴィト・アフカム、パーヴォ・ヤルヴィ

 

話題のドイツの若手指揮者アフカムがN響初登場!

毎年夏にヨーロッパで開催される音楽祭のなかでも、とりわけ人気のあるザルツブルク音楽祭。N響は2013年、この音楽祭に名誉音楽監督シャルル・デュトワの指揮で出演、細川俊夫《嘆き》を世界初演しました。その時ソリストを務めたアンナ・プロハスカとともに、この作品を12月定期でお贈りします。1月定期にはドイツの若手指揮者ダーヴィト・アフカムがN響に初登場、R.シュトラウスを中心としたプログラムを指揮します。2010年にザルツブルク音楽祭の「ヤング・コンダクターズ・アワード」を受賞して同音楽祭にデビュー、現在、スペイン国立管弦楽団首席指揮者を務めています。2016年2月のシュターツカペレ・ベルリン来日公演でダニエル・バレンボイムと共に同行、指揮をしています。モーツァルト《ピアノ協奏曲第20番》では、日本を代表するピアニスト、小山実稚恵と共演します。ウィーンを舞台にした《歌劇「ばらの騎士」組曲》の後には、ウィンナ・ワルツを意識して作曲されたラヴェル《ラ・ヴァルス》が演奏されます。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。前半は武満徹の作品。《ノスタルジア》、《遠い呼び声の彼方へ!》では、2017年2月定期でも共演した諏訪内晶子をソリストに迎えます。後半はワーグナー《楽劇「ニーベルングの指環」》から、オーケストラが活躍するシーンを集めました。パーヴォが、N響でワーグナーをどのように聴かせてくれるのでしょうか。ご期待下さい。

 

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Spring Season 4・5・6月

 

左からヘルベルト・ブロムシュテット、パーヴォ・ヤルヴィ、尾高忠明

左からヘルベルト・ブロムシュテット、パーヴォ・ヤルヴィ、尾高忠明

 

N響指揮者陣がお贈りする、ベートーヴェン、ストラヴィンスキー、ロシア・プログラム

桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは、2015年9月定期からベートーヴェンの交響曲チクルスをスタートさせ、《第1番》《第2番》《第3番》、昨年末に《第9番》を演奏しました。2017年に90歳を迎えるとは思えないエネルギッシュな指揮ぶりから繰り広げられる引き締まった演奏は、多くの聴衆を魅了しています。4月定期での《第8番》と《第7番》もご期待ください。5月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィによるストラヴィンスキー・プログラム。幅広いレパートリーをもつパーヴォは、これまでN響でブルックナーやマーラー、R.シュトラウスなどドイツ語圏の作曲家、ロシア音楽、北欧音楽、武満作品を指揮してきましたが、今回ストラヴィンスキーの作品をはじめて採り上げます。3曲とも、アメリカで初演するために作曲された作品で、バランシンが振付したことでも知られています。バレエ音楽《ミューズの神を率いるアポロ》と《カルタ遊び》は2曲ともアメリカ移住前の作品ですが、アメリカの団体からの委嘱で作曲されました。6月定期は、正指揮者の尾高忠明によるロシア・プログラム。20世紀ロシアを代表する作曲家シュニトケの大作《チェロ協奏曲第1番》は感情表出するような激しい音楽で、難曲として知られています。ソリストはイタリアの名手マリオ・ブルネロです。後半は、チャイコフスキー《交響曲第5番》。ロマンティックな音楽をお楽しみください。

 

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