NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2016年12月19日

ヘルベルト・ブロムシュテットに桂冠名誉指揮者の称号を授与

NHK交響楽団(所在地:東京、理事長:今井環)は、2016年12月19日、当団名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットに桂冠名誉指揮者の称号を授与いたしました。

ブロムシュテットが初めてN響のステージに立ったのは、1981年11月のこと。1986年からは名誉指揮者として活躍を続けてきました。35年にわたるN響との共演では、ベートーヴェン、モーツァルト、ブルックナー、ブラームスの交響曲はもとより、オルフ《カルミナ・ブラーナ》、バッハ《ロ短調ミサ曲》、ベートーヴェン《荘厳ミサ曲》、そしてニルセンやヒンデミットの珠玉の名作も採り上げ、その聡明さとセンスの良さを兼ね備えた演奏で、聴衆を魅了しています。

2015年からは、N響とバンベルク交響楽団とのベートーヴェン・チクルスにも取り組み、N響創立90周年の今年末には、31年ぶりにベートーヴェン《第9》を指揮、年齢を感じさせないエネルギッシュで若々しい演奏に期待が高まります。

桂冠名誉指揮者に就任したマエストロと、さらにその絆を深めたN響の織り成す響きを、会場で、またテレビ、ラジオを通しても数多くの音楽ファンのみなさまにお楽しみいただければ幸いです。

 

 

ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

© Martin U.K.Lengemann

© Martin U.K.Lengemann

 

ヘルベルト・ブロムシュテットはスウェーデン人の両親のもと、アメリカに生まれ、ストックホルム王立音楽アカデミーとウプサラ大学にて音楽教育を受ける。その後、ジュリアード音楽院にて指揮法、ダルムシュタットで現代音楽、スコラ・カントルム・バーゼルでルネサンス/バロック音楽を学ぶ。そしてザルツブルクでイーゴリ・マルケヴィッチと、さらにタングルウッドでレナード・バーンスタインとともに活動を行った。

 

1954年2月、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団で指揮者デビュー。その後、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、デンマーク放送交響楽団で首席指揮者を務める。1975年から1985年までは、シュターツカペレ・ドレスデンで首席指揮者を務め、その間、同楽団とともに欧州20ヵ国以上、アメリカ合衆国、日本での演奏旅行を行った。現在も定期的に共演を続けている。

 

1985年から1995年まで音楽監督の地位にあったサンフランシスコ交響楽団とは、ヨーロッパの主要な音楽祭にしばしば登場し、高い評価を得た。現在は桂冠指揮者を務めている。1996年から1998年には、北ドイツ放送交響楽団の音楽監督を務めた。1998年から2005年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団音楽監督、その後も名誉指揮者として、共演を続けている。またデンマーク放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、バンベルク交響楽団から名誉指揮者の称号が贈られ、2016年5月にはシュターツカペレ・ドレスデン名誉指揮者に就任、2007年には名誉金バッジを授与されている。

1986年よりNHK交響楽団名誉指揮者、2016年12月より桂冠名誉指揮者。

 

上記楽団との共演に加え、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、パリ管、フィルハーモニア管、ボストン響、シカゴ響、クリーヴランド管、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ロサンジェルス・フィルなど世界屈指の楽団での客演を続けている。また2011年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でデビューを果たし、以後、定期的に共演している。

 

2017年7月に90歳の誕生日を迎えるヘルベルト・ブロムシュテットは、数々の名誉博士号を授与され、スウェーデン王立音楽アカデミーの選抜メンバーに選出されている。2003年には、ドイツ連邦共和国功労勲章が授与された。2016年、デンマークのレオニー・ソニング音楽賞、日本放送協会放送文化賞を受賞。

 

 

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