NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

ニュース

 

2016年10月6日

パーヴォ・ヤルヴィ NHK交響楽団 首席指揮者の契約延長

NHK交響楽団(所在地:東京、理事長:今井環)は、このたび首席指揮者として活躍中のパーヴォ・ヤルヴィとの契約を2021年8月まで3年延長することを決定いたしました。

2015年9月の就任以来、ベートーヴェン、ブルックナー、R.シュトラウスはもとより、現代音楽にも造詣が深いパーヴォ・ヤルヴィならではのプログラムを披露。そして本年創立90周年を迎えたNHK交響楽団の記念特別演奏会、マーラー《交響曲第8番「一千人の交響曲」》では、スケールの大きい表現と細部に至るまでゆきとどいた感性で聴衆の心を掴み、センスにあふれる演奏を強く印象づけました。

今後は来年2月から3月に行われるヨーロッパ公演や、レコーディングをはじめとする多岐にわたるプロジェクトも予定されており、N響の国内外における評価を益々高めるものと確信しております。またテレビ、ラジオを通しても、数多くの音楽ファンのみなさまにパーヴォ・ヤルヴィとN響の演奏をお楽しみいただければ幸いです。

 

契約調印後のパーヴォ・ヤルヴィ。NHK交響楽団理事長 今井環、ハリソン・パロット エグゼクティヴ・チェアマンのジャスパー・パロット氏とともに。

契約調印後のパーヴォ・ヤルヴィ。NHK交響楽団理事長 今井環、ハリソン・パロット エグゼクティヴ・チェアマンのジャスパー・パロット氏とともに。

 

 

Message from Paavo Järvi

 

©Jun Takagi

©Jun Takagi

N響との初めてのシーズンは極めて楽しいものでした。契約延長によって、今後数年にわたりN響の素晴らしい楽員達と演奏ができる機会を得ることとなり嬉しく思っています。2017年春にはN響との初めてのヨーロッパ・ツアー、そしてリヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲に焦点を絞った我々のCDが、初めて海外でリリースされる予定もあり、来年に期待がふくらみます。今シーズンは我々にとってN響創立90周年という非常に大切なシーズンですが、今夕はそれに加えて、光栄にもサントリーホール開館30周年記念を祝う演奏会が行われます。

 

BIOGRAPHY

 

2015年9月のNHK交響楽団首席指揮者就任以来、パーヴォ・ヤルヴィは、その幅広いレパートリーと既成概念にとらわれない音楽の構築性や作品の解釈、今の時代を感じさせる演奏でオーケストラに新しい息吹をもたらし、多くのファンを魅了している。

首席指揮者としてのシーズン2年目は、「N響90周年記念特別演奏会」のマーラー《交響曲第8番「一千人の交響曲」》で、華々しい幕開けを迎えた。また「N響90周年&サントリーホール30周年記念特別公演」では、マーラー《交響曲第3番》を指揮。この作品は、パーヴォ自身が最も好きな曲として、6年間音楽監督を務めたパリ管弦楽団の最終公演でも演奏された。その理由について、「お世話になったパリ管への感謝の気持ちと同時に、N響との新しい旅を祝福する祝祭的でポジティヴな曲だから」と本人は語っている。

2017年春に、N響とのベルリン、ルクセンブルク、パリ、アムステルダム、ロンドン、ウィーン、ケルンを巡るヨーロッパ・ツアーが行われる。また既にリヒャルト・シュトラウスのレコーディング・プロジェクトも進行中で、来年には第3弾(《変容》《交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」》)の発売が予定されている。これまでにロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、シンシナティ交響楽団音楽監督、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席指揮者、パリ管弦楽団音楽監督などを歴任し、現在ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、エストニア国立交響楽団の芸術顧問の任にある。またエストニアで夏季に開催されるパルヌ音楽祭とヤルヴィ・アカデミーの芸術顧問も務めている。さらにベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管をはじめとする欧米の著名オーケストラにも客演を重ね、現代を代表する指揮者として世界的に活躍している。

またパーヴォ・ヤルヴィは、英グラモフォン、仏ディアパゾン両誌から、2015年秋に「年間最優秀アーティスト」に選ばれた。

1962年12月30日、ソビエト連邦タリン生まれ。

 

 

 

N響について

ニュース・カテゴリー