NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2016年7月6日

聴きどころ:2016/17シーズン 定期公演Bプログラム

Autumn Season 9・10・11月

 

パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィ

トゥガン・ソヒエフ

トゥガン・ソヒエフ

デーヴィッド・ジンマン

デーヴィッド・ジンマン

1990年代に人々の心を掴んだ、「悲歌のシンフォニー」

9月定期で、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィはN響で初めてムソルグスキーと武満の作品を採り上げます。《ア・ウェイ・ア・ローンII》と《ハウ・スロー・ザ・ウィンド》はいずれも武満特有の美しいサウンドで満ちています。ムソルグスキー《交響詩「はげ山の一夜」》は、リムスキー・コルサコフの編曲で広く知られていますが、パーヴォが今回演奏するのは作曲家自身による原典版です。《展覧会の絵》は、お馴染みのラヴェルによる編曲版でお楽しみください。10月定期は、ロシアのトゥガン・ソヒエフ。トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団音楽監督、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者、ボリショイ劇場音楽監督・首席指揮者を兼任するなど、目覚ましい活躍を繰り広げています。ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第3番》のソリストはエリーザベト・レオンスカヤ。昨年、日本で32年ぶりにリサイタルを行い、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。11月定期の指揮者はアメリカの巨匠デーヴィッド・ジンマンです。モーツァルトの傑作《クラリネット協奏曲》では、スウェーデンの名手マルティン・フレストと共演します。後半はポーランドの作曲家グレツキの代表作《悲歌のシンフォニー》。ソリストはポーランドのソプラノ歌手ヨアンナ・コショウスカです。全楽章にソプラノ・ソロを伴っていますが、第2楽章では、第2次世界大戦中にナチスのゲシュタポ司令部の牢獄に記された少女の祈りの言葉が歌詞となっています。

 

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Winter Season 12・1月

 

シャルル・デュトワ

シャルル・デュトワ

ヘスス・ロペス・コボス

ヘスス・ロペス・コボス

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デュトワとロペス・コボス、2人の巨匠のこだわりのプログラム

12月定期の名誉音楽監督シャルル・デュトワによるプログラムは、前半で近現代の作品を採り上げます。プロコフィエフ《組曲「3つのオレンジへの恋」》は、18世紀のイタリアの劇作家ゴッツィの寓話劇に基づいたオペラから6曲選んでまとめたものです。ラヴェル《バレエ音楽「マ・メール・ロワ」》は、17世紀フランスの作家ペローの童話集に基づいた作品。ラヴェルは、子どものためのピアノ連弾曲を作曲した同名の5曲をオーケストラのための組曲に編曲し、さらに2曲加えてバレエ音楽にしました。デュトワは2004年12月定期などで組曲を採り上げていますが、今回初めてバレエ音楽全曲をN響で指揮します。後半は、2001年6月定期以来15年ぶりにデュトワが指揮するベートーヴェン《交響曲第5番》です。1月定期の指揮者は、スペインの巨匠ヘスス・ロペス・コボス。ロペス・コボスは、アメリカのシンシナティ交響楽団音楽監督、ベルリン・ドイツ・オペラ音楽総監督、マドリード王立歌劇場音楽監督を歴任。N響には2014年5月定期に初登場、スペイン色の強いプログラムを聴かせてくれました。今回は、イタリアの作曲家レスピーギ作品を指揮します。ヴァイオリン・ソロを伴う《グレゴリオ風の協奏曲》、《グレゴリオ聖歌の旋律に基づく3つの前奏曲》というピアノ曲をオーケストラに編曲し、さらに1曲を付け加えてまとめた《教会のステンドグラス》、そしてお馴染みの《ローマの祭り》をお贈りします。

 

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