NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

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2016年7月6日

聴きどころ:2016/17シーズン 定期公演Aプログラム

Autumn Season 9・10・11月

 

パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィ

アレクサンドル・ヴェデルニコフ

アレクサンドル・ヴェデルニコフ

デーヴィッド・ジンマン

デーヴィッド・ジンマン

名指揮者と豪華ソリスト陣が織りなす協奏曲の世界

昨シーズンのパーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者の就任は、N響の新たな時代を拓く出来事として、世界中から注目を集めています。今年2月定期の《第5番》に続き演奏されるブルックナー《交響曲第2番》は初期の交響曲ですが、「ブルックナー開始」と呼ばれる弦楽器のトレモロによる霧のかかったような響きの中から主題が立ち現われてくる、彼特有の手法が用いられています。モーツァルト《ピアノ協奏曲第27番》では、たびたび共演を重ね、信頼関係を築いているドイツの音楽界をリードするピアニスト、ラルス・フォークトを迎えます。10月定期はモスクワ生まれのアレクサンドル・ヴェデルニコフによるロシア・プログラム。ヴェデルニコフは、N響には2009年3月に初登場し、その後、2011年5月定期、2014年1月定期を指揮。定期ではいずれもロシア・プログラムで素晴らしい演奏を聴かせてくれました。グラズノフ《ヴァイオリン協奏曲》のソリストは、ウクライナ生まれでイスラエルのヴァイオリニスト、ワディム・グルズマン。N響とは2004年2月定期以来、12年ぶりの共演、どのような演奏を聴かせてくれるのか楽しみです。11月定期はアメリカの巨匠デーヴィッド・ジンマン。シューマンの名曲《ピアノ協奏曲》には、レイフ・オヴェ・アンスネスを迎えます。2002年にノルウェーで最高の名誉とされるノルウェー王国聖オラフ勲章を受勲している、母国を代表するピアニストです。

 

9-11月定期公演Aプログラムのコンサート情報を見る

 

Winter Season 12・1・2月

 

シャルル・デュトワ

シャルル・デュトワ

下野竜也

下野竜也

パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィ

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パーヴォ・ヤルヴィが贈る祖国エストニアと北欧の音楽

昨シーズン、演奏会形式でR. シュトラウス《サロメ》を採り上げ、官能的な世界をこの上ない演奏で聴かせてくれた名誉音楽監督シャルル・デュトワ。これまでデュトワは、N響と演奏会形式でラヴェル《こどもと魔法》、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》などのオペラを指揮してきましたが、今回の12月定期はビゼーの傑作《カルメン》です。充実の歌手陣とともに、心に残る名演を聴かせてくれることでしょう。1月定期は、下野竜也によるひねりの効いたプログラム。前半は2人のチェコの作曲家の作品を採り上げます。マルティヌー《リディツェへの追悼》はチェコのリディツェという村でのナチスによる虐殺を題材に、またフサ《プラハ1968年のための音楽》はソ連軍を中心としたワルシャワ条約機構軍がプラハに侵攻したチェコ事件をきっかけに書かれました。いずれも祖国での事件に作曲家が心を痛めながら、アメリカで書かれた作品です。後半はハンガリーの名手クリストフ・バラーティとのブラームス《ヴァイオリン協奏曲》です。2月定期は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィが登場、前半は祖国エストニアの作曲家ペルトとトゥールの作品。日本初演となるトゥール《アコーディオンと管弦楽のための「プロフェシー」》では、ラトビア生まれの若手クセニア・シドロヴァをソリストに迎えます。後半は、パーヴォにとって重要なレパートリーである北欧音楽からシベリウス《交響曲第2番》を指揮します。

 

12-2月定期公演Aプログラムのコンサート情報を見る

 

Spring Season 4・5・6月

 

ファビオ・ルイージ

ファビオ・ルイージ

ピンカス・スタインバーグ

ピンカス・スタインバーグ

パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィ

世界各地の歌劇場で人気を博すルイージが登場!

2014年1月、約10年ぶりにN響定期公演に登場し、大きな話題となったファビオ・ルイージ。現在、メトロポリタン歌劇場首席指揮者およびチューリヒ歌劇場音楽総監督というアメリカとヨーロッパの主要な歌劇場で活躍しています。2017年からはデンマーク放送交響楽団首席指揮者、さらに2018年からはフィレンツェ五月音楽祭歌劇場音楽監督に就任します。今回は、デンマーク生まれのヴァイオリニスト、ニコライ・ズナイダーを迎えてメンデルスゾーンの不朽の名作《ヴァイオリン協奏曲》を、アイネムとマーラーという2人のオーストリアの作曲家の作品で挟むというプログラムです。5月定期は、イスラエルの巨匠スタインバーグによるスメタナ《交響詩「わが祖国」》。「プラハの春音楽祭」のオープニングで毎年演奏されるなどチェコの人々に深く愛されている作品ですが、この連作交響詩の中の有名な《モルダウ》とイスラエル国歌《ハティクヴァ》のメロディーがとてもよく似ていることも知られています。というのは、いずれも16世紀に流行した《ラ・マントヴァーナ》という歌のメロディーに由来しているからです。6月定期は首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。2016年6月までパリ管弦楽団音楽監督を務めるパーヴォが、フランスの近現代音楽によるプログラムを指揮します。サン・サーンス《ピアノ協奏曲第2番》のソリストは、ドイツを拠点に活躍する実力派の河村尚子です。

 

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