第1895回 定期公演 Cプログラム
2018年10月19日(金)
開場 6:00pm
開演 7:00pm
2018年10月Cプログラム プログラム&曲目解説
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809)の《交響曲第104番》は、ロンドンにおける商業的音楽文化の成立を背景に作曲された。音楽を商業の対象とする傾向は19世紀に入ると大陸にも影響を与えたが、ベートーヴェン、ブラームスらは交響曲そのもののあり方を模索し続けた。こうした19世紀の経済的・文化的発展の中で、交響曲に最後の輝きを与えたのがグスタフ・マーラー(1860~1911)であろう。今回演奏される2作品から、交響曲史100年の時代精神が聞こえてくるに違いない。(山本まり子)
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
プロフィール
閉じる
真摯(しんし)な芸術観で楽曲に寄り添い、演奏の喜びをオーケストラ、聴き手と分かち合うマエストロ。今年4月に続く登場だ。
1927年7月、アメリカ・マサチューセッツ州に生まれ、両親の母国であるスウェーデンのほか、ザルツブルク、ジュリアード音楽学校、タングルウッド音楽祭などで学ぶ。これまでにスウェーデンのノールショピング交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第19代ゲヴァントハウス・カペルマイスターを歴任。近年はアムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、パリ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とも深い絆(きずな)で結ばれている。華やかなキャリアに甘えず研究熱心で好奇心も旺盛(おうせい)だ。
NHK交響楽団とは1981年11月に初共演。1986年に名誉指揮者、2016年には桂冠名誉指揮者に就任しNHK放送文化賞も受賞した。名誉称号は、前述のいくつかのオーケストラのほかバンベルク交響楽団からも授与されている。
2018年4月、旭日中綬章を受章した。

チケット情報
S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | E席 | |
---|---|---|---|---|---|---|
一般 | 8,800円 | 7,300円 | 5,700円 | 4,600円 | 3,600円 | 1,500円 |
S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | E席 | |
ユースチケット | 5,500円 | 4,500円 | 3,500円 | 2,500円 | 1,500円 | - |
※E席は自由席です。
※ユースチケットのご案内(取り扱いはN響ガイドのみ)
※定期会員の方は一般料金の10%割引となります(E席のぞく/取り扱いはN響ガイド・WEBチケットN響のみ)。
※車いす席についてはN響ガイドへお問い合わせください。
※開場前に屋内でお待ちいただくスペースはございません。ご了承ください。
お問い合わせ・お申し込み:N響ガイド TEL:03-5793-8161