NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

N響創立90周年記念|ベートーヴェン「第9」演奏会

1927年にアメリカで生まれ、その後、両親の祖国スウェーデンに移住した。ストックホルム王立音楽院からウプサラ大学に進み、さらにジュリアード音楽院で指揮法、バーゼル音楽院で古楽を学んだ。1954年ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー。オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、デンマーク放送交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者を歴任した。1985年からサンフランシスコ交響楽団、1996年から北ドイツ放送交響楽団、1998年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の、それぞれ音楽監督を務めた。NHK交響楽団には1981年から客演を重ね、現在は同楽団名誉指揮者の称号を贈られている。2016年、日本放送協会放送文化賞を受賞。

 

※本公演は休憩がございません。開演後はお席にお着きいただけませんので、あらかじめご了承ください。

 

聴きどころ

ドイツ音楽の真髄を究めた現代最高の《第9》を

今年の「N響第9」は名誉指揮者のブロムシュテットが指揮してくれる。創立90周年ならではの豪華企画だ。
《交響曲第9番「合唱つき」》は、ベートーヴェンの9つの交響曲の総決算であり、ブルックナー、マーラーにも大きな影響を与えた問題作だ。シラーの「歓喜に寄す」に基づく終楽章はもちろん感動的だが、ほんとうの聴きどころはその前提となる3つの楽章にある。宇宙的な広がりをもつ第1楽章、単純な動機の反復が驚くべき効果を上げる第2楽章、天国的なまでに美しい緩徐楽章。最近はこれらをあっさりと片付けて終楽章に突入する「モダン」な解釈がはやりだが、それでは《第9》の真髄は伝わらない。ひとつひとつの動機や主題の意味を味わい、壮大な構造物にまで織り上げてゆくベートーヴェンの音楽的思考を、人間的な共感を持ってつぶさにたどり、真摯な態度で音にしてゆく。ブロムシュテットこそはまさにそういう指揮者なのである。
もう30年ぐらい前の話だが、ブロムシュテットにインタビューをする機会があった。すると彼自身、牧師の子として生まれたこともあり、バッハは常に心のよりどころだと言っていた。事実、彼のバッハ、特に《ミサ曲ロ短調》の名演は記憶に新しい。ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ハンブルクの北ドイツ放送交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシェフを歴任した彼こそは、まさにドイツ音楽の本道を歩んできた最後の巨匠である。現代最高の《第9》を期待したい。

樋口隆一(音楽学者・指揮者)

 
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チケット情報

完売
チケットは完売しました。

  S席 A席 B席 C席 D席
一般 15,000円 12,000円 9,000円 6,500円 4,500円
  S席 A席 B席 C席 D席
ユースチケット - - - 4,500円 2,500円

座席表    座席から見たステージ

※定期会員は一般料金から各席10%割引
※定期会員割引・先行発売はWEBチケットN響およびN響ガイドのみの取り扱い
ユースチケットはN響ガイドのみの取り扱い(来場時に25歳以下の証明となるものをご提示いただきます)
※車いす席をご希望の方は、N響ガイドへお問い合わせください

主催:NHK / NHK交響楽団

 

協賛:みずほ証券株式会社 / はごろもフーズ株式会社 / 花王株式会社 / JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 / 株式会社 東芝

 

※曲目・出演者・曲順等の変更の場合があります。あらかじめご了承ください。

※未就学児のご入場はお断りしています。

コンサート

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