NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

N響「夏」2014

1978年生まれ。イギリスの指揮者。ケンブリッジ大学と英国王立音楽院で学んだ後、サイモン・ラトル、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエル・バレンボイム、ヤニク・ネゼ・セガンのもとで指揮を学ぶ。2004年からオペラ指揮者としても活動を開始。グラインドボーン音楽祭やオペラ・ノースのツアーに参加し、ザルツブルク音楽祭やエクサン・プロヴァンス音楽祭にも定期的に出演している。2009 年にはベルギー王立モネ劇場でリゲティの唯一のオペラ《ル・グラン・マカーブル》を振り、気鋭の演出家集団ラ・フラ・デルス・バウスの演出とともに鮮烈な印象を与えた。米サンタ・フェ・オペラで《椿姫》、デンマーク王立歌劇場で《ファルスタッフ》、バイエルン州立歌劇場で《愛の妙薬》、ベルリン国立歌劇場で《アイーダ》と《トスカ》を振ってデビュー。ケルンWDR交響楽団、ウィーン交響楽団、エッセン・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団ほか多数の有名オーケストラに参加。ザルツブルク州立劇場音楽監督。N響とは今回が初共演となる。

 

旬の若手指揮者とピアニスト舘野泉が共演

N響「夏」2014 に登場するのは、現在、欧米のオーケストラとオペラハウスから引っ張りだこの気鋭の指揮者、レオ・フセインです。ヴェルディやプッチーニなどのイタリア・オペラから、《ペレアスとメリザンド》《ロミオとジュリエット》などのフランス・オペラ、リゲティの現代オペラまで幅広いレパートリーを持ち、気鋭の演出家とのコラボレーションで話題を呼んでいるフセインは、今後の音楽界をリードしていく若手指揮者として期待を寄せられています。N響との共演では、モーツァルトの《歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲》《交響曲第41番「ジュピター」》がプログラムの前半で演奏され、ザルツブルク州立劇場の首席指揮者でもある彼が振る、「本場の」モーツァルトが楽しめます。

後半のラヴェルでは、ピアニスト舘野泉が登場し、《左手のためのピアノ協奏曲》を弾きます。大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの依頼で作曲されたこの作品は、テクニック的に難解であったため、ヴィトゲンシュタインも完璧に演奏できなかったというエピソードが残っています。左手のみのレパートリーを磨き上げてきた舘野泉のラヴェルは、これまでも高い評価を得ており、唯一無二の演奏を聴けるキャスティングです。協奏曲としては大規模な編成で書かれているため、ラヴェルのオーケストレーションの妙も楽しめます。

《亡き王女のためのパヴァーヌ》と《ラ・ヴァルス》はピアノ曲としても有名ですが、前者では繊細で抒情的なハーモニーを、後者では素早い鍵盤でのパッセージを管弦楽に移し替えた魔法のようなサウンドを堪能でき、「オーケストラの魔術師」ラヴェルの才気を心ゆくまで味わえます。

ワレリー・ゲルギエフが大きな才能を認め、サイモン・ラトルやダニエル・バレンボイムのもとでも修練を積んだレオ・フセイン。遊び心にあふれた「モーツァルト&ラヴェル・プログラム」は、心に残る特別なコンサートになるはずです。

小田島久恵(音楽ライター)

 

チケット情報

S席 A席 B席 C席
一般 7,200円 5,200円 3,200円 1,500円
ユースチケット - - - 1,000円
残席情報 終了 終了 終了 終了

座席表    座席から見たステージ

※定期会員は一般料金から、S・A・B 各席1,000円割引、C席500円割引
※会員先行発売、会員割引、ユースチケットのお取り扱いはN響ガイドのみ

主催:NHK / NHK交響楽団

 

協賛:岩谷産業株式会社

 

※曲目・出演者・曲順等の変更の場合があります。あらかじめご了承ください。

※未就学児のご入場はお断りしています。

コンサート

このコンサートの放送予定

 

資料請求

コンサートスケジュールや、定期会員のご案内をご覧いただけるパンフレットを、無料でお送りします。