NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

活動報告

2017年7月14日

2017年6月定期公演

 

Aプログラム

A・Cプロの指揮を執ったパーヴォ・ヤルヴィ

A・Cプロの指揮を執ったパーヴォ・ヤルヴィ

ピアノ・ソロを務めた河村尚子

ピアノ・ソロを務めた河村尚子

 

ラヴェル《「ダフニスとクロエ」組曲 第2番》(2017年6月24、25日:NHKホール)

ラヴェル《「ダフニスとクロエ」組曲 第2番》(2017年6月24、25日:NHKホール)

 

2016–17シーズンを締めくくる6月の定期公演A、Cプログラムは、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィが指揮しました。

Aプログラムは、パリ管弦楽団の音楽監督を務めたパーヴォが、フランス音楽特集をN響定期で初めて披露します。前半の1曲目は、現代フランスを代表する作曲家のひとり、デュティユーの《メタボール》。パーヴォは、各セクションの演奏を綿密に紡ぎあわせ、細やかな色合いの変容をオーケストラ全体で表現しました。

2曲目は、サン・サーンス《ピアノ協奏曲第2番》。ドイツ在住の河村尚子が独奏を務めます。ピアノの鮮やかなカデンツァで始まり、多様な楽想を華麗に駆け抜け、最終楽章では力強くオーケストラとともに疾走しました。

後半に演奏されたのは、ラヴェルの2曲、《優雅で感傷的なワルツ》《「ダフニスとクロエ」組曲 第2番》。パーヴォは緻密(ちみつ)に織られたラヴェルのオーケストレーションを精確かつ鮮明に表現し、オーケストラから多彩な色合いと香りを引き出しました。熱狂的なフィナーレに、熱烈な喝采(かっさい)がわき起こりました。

 

2017年6月定期公演Aプログラムの一覧

 

 

Cプログラム

チェロ・ソロを務めたターニャ・テツラフ

チェロ・ソロを務めたターニャ・テツラフ

 

シューベルト《交響曲第8番「ザ・グレート」》(2017年6月30日、7月1日:NHKホール)

シューベルト《交響曲第8番「ザ・グレート」》(2017年6月30日、7月1日:NHKホール)

 

Cプログラムの前半に取り上げられたのは、シューマンの《歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲》と《チェロ協奏曲》。「オーケストレーションがすばらしい」とパーヴォが賞賛する、シューマンの名曲が披露されます。《チェロ協奏曲》のソリストには、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団で首席チェロ奏者を務めるターニャ・テツラフが登場。色彩豊かな深々としたソロ演奏と、パーヴォの深い解釈でまとめられた奥行きのあるオーケストラで、満場の喝采(かっさい)を浴びました。

後半はシューベルト《交響曲第8番「ザ・グレート」》。作曲家の思いのこもった長大な音楽を、パーヴォは快いテンポで推進させていきます。オーケストラはそれに鋭敏に反応し、客席は心地よい反復のリズム感に酔いしれ、万雷の拍手を首席指揮者とオーケストラに贈りました。

 

2017年6月定期公演Cプログラムの一覧

 

 

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