NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

活動報告

2016年1月6日

2015年12月定期公演

 

Aプログラム

左から、ジェーン・ヘンシェル(ヘロディアス)、キム・ベグリー(ヘロデ)、グン・ブリット・バークミン(サロメ)

左から、ジェーン・ヘンシェル(ヘロディアス)、キム・ベグリー(ヘロデ)、グン・ブリット・バークミン(サロメ)


ヨカナーンを務めたエギルス・シリンス

ヨカナーンを務めたエギルス・シリンス

左から、中島郁子(ヘロディアスの小姓/どれい)、望月哲也(ナラボート)

左から、中島郁子(ヘロディアスの小姓/どれい)、望月哲也(ナラボート)

R.シュトラウス《楽劇「サロメ」》(2015年12月4、6日:NHKホール)

R.シュトラウス《楽劇「サロメ」》(2015年12月4、6日:NHKホール)

 

12月の定期公演は、A、B、C 3つすべてのプログラムで名誉音楽監督シャルル・デュトワが指揮しました。AプロはR.シュトラウス《楽劇「サロメ」》(全1幕)の演奏会形式です。グン・ブリット・バークミンは美しくも残虐なサロメを見事に歌い上げ、キム・ベグリーのヘロデ、ジェーン・ヘンシェルのヘロディアスはキャラクターが際立ち、エギルス・シリンスのヨカナーンは伸びやかな低音で客席を魅了。オーケストラは強烈なドラマを鮮やかに描き、迫力のステージとなりました。

 

2015年12月定期公演Aプログラムの一覧

 

 

Bプログラム

指揮を執るシャルル・デュトワ

指揮を執るシャルル・デュトワ


サン・サーンス《交響曲第3番》(2015年12月16、17日:サントリーホール)

サン・サーンス《交響曲第3番》(2015年12月16、17日:サントリーホール)

 

Bプロの前半はハンガリーの作品です。リズミカルでスピード感に満ちたコダーイの《ガランタ舞曲》に続き、バルトークの《組曲「中国の不思議な役人」》ではデュトワのタクトが細部まで行き届いたアンサンブルを組み立て、作品の苛烈(かれつ)な表情を浮き彫りにしました。後半はサン・サーンスの《交響曲第3番》。オーケストラの透明感ある響きと、パイプオルガンの深い音色とが解け合い、光り輝くような演奏に盛大な拍手が送られました。

 

2015年12月定期公演Bプログラムの一覧

 

 

Cプログラム

ソロを務めたアルトのビルギット・レンメルト

ソロを務めたアルトのビルギット・レンメルト

拍手にこたえる指揮のシャルル・デュトワ

拍手にこたえる指揮のシャルル・デュトワ

マーラー《交響曲第3番》(2015年12月11、12日:NHKホール)

マーラー《交響曲第3番》(2015年12月11、12日:NHKホール)

 

Cプロはマーラーの《交響曲第3番》です。6つの楽章それぞれの世界観を明確に描き出したデュトワ。第1楽章では整然とした気迫を、第2楽章はアイロニカルな優雅さを聴かせます。第4楽章でニーチェの言葉を歌ったアルトのビルギット・レンメルトは、悲哀をまとった深みある声で客席の集中度を高め、第5楽章で加わった東京音楽大学の女声合唱およびNHK東京児童合唱団は澄んだハーモニーを響かせました。ゆったりとした最終楽章では、オーケストラはハーモニーの色彩を丁寧に変えてじっくりと曲想を伝え、会場を深い感動で包み込みました。

 

2015年12月定期公演Cプログラムの一覧

 

 

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