NHK交響楽団
NHK Symphony Orchestra, Tokyo

 

活動報告

2015年3月13日

2015年2月定期公演

 

Aプログラム

拍手に応えるパーヴォ・ヤルヴィ、ヴェスコ・エシュケナージ、アリサ・ワイラースタイン(左から順に)

拍手に応えるパーヴォ・ヤルヴィ、ヴェスコ・エシュケナージ、アリサ・ワイラースタイン(左から順に)


マーラー《交響曲第1番「巨人」》(2015年2月7、8日:NHKホール)

マーラー《交響曲第1番「巨人」》(2015年2月7、8日:NHKホール)

 

2月の定期公演は、今年9月に首席指揮者に就任するパーヴォ・ヤルヴィが10年ぶりにN響に登場し、A、B、Cの3つのプログラムを指揮しました。会場は期待感と緊張感にあふれる中、Aプロはエルガー《チェロ協奏曲》で幕を開け、N響と初共演の若手チェリスト、アリサ・ワイラースタインが堂々と伸びやかなソロを聴かせました。後半はマーラー《交響曲第1番「巨人」》。壮大なドラマが表情豊かに演奏され、終楽章に至って壮絶とも言うべき高揚感に、興奮の拍手が鳴り止みませんでした。なお、ゲスト・コンサートマスターとしてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のヴェスコ・エシュケナージが出演しました。

 

2015年2月定期公演Aプログラムの一覧

 

 

Bプログラム

ピアノ・ソロを務めたピョートル・アンデルジェフスキ

ピアノ・ソロを務めたピョートル・アンデルジェフスキ


R.シュトラウス《交響詩「英雄の生涯」》(2015年2月18、19日:サントリーホール)

R.シュトラウス《交響詩「英雄の生涯」》(2015年2月18、19日:サントリーホール)

 

BプロはR.シュトラウス《交響詩「ドン・フアン」》で始まり、緻密(ちみつ)かつ迫力ある演奏が会場を虜(とりこ)にしました。続いてピョートル・アンデルジェフスキを独奏に迎えた、モーツァルト《ピアノ協奏曲第25番》。バロック・ティンパニを用いた精緻(せいち)な心地よいアンサンブルに会場は酔いしれました。後半はR.シュトラウスに戻り《交響詩「英雄の生涯」》。爽快な、作曲者の若さとエネルギーを感じさせる鮮烈な演奏で、終結部の「英雄の死」では会場全体が息をのみました。ヴァイオリン独奏は篠崎史紀。なお、この演奏はライヴ・レコーディングされ『R.シュトラウス交響詩チクルス』の第1弾として今年9月に発売される予定です。

 

2015年2月定期公演Bプログラムの一覧

 

 

Cプログラム

ヴァイオリン・ソロを務めた庄司紗矢香

ヴァイオリン・ソロを務めた庄司紗矢香


ショスタコーヴィチ 《交響曲第5番》(2015年2月13、14日:NHKホール)

ショスタコーヴィチ 《交響曲第5番》(2015年2月13、14日:NHKホール)


終演後、拍手に応える楽員と次期首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ

終演後、拍手に応える楽員と次期首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ

 

Cプロの1曲目はシベリウス《ヴァイオリン協奏曲》。庄司紗矢香を独奏に迎えて、ふくよかな表情でシベリウスの世界を描き出しました。ショスタコーヴィチ《交響曲第5番》では、静謐(せいひつ)から強烈の極みまで、華やかさと重厚さの両極を表現しきり、万雷の拍手が会場を満たしました。また2月14日は、ソロ・コンサートマスター堀正文と第2ヴァイオリン首席、永峰高志の最後の出演でした。N響とパーヴォ・ヤルヴィとの信頼に満ちた新しい時代を、誰もが確信するコンサートとなりました。

 

2015年2月定期公演Cプログラムの一覧

 

 

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